界隈でハルヒに対する振り返りが起こってるので、僕も『ハルヒ』について語りたいと思います。
ニコニコ動画との出会い
匿名ダイアリーでも話題になってたけど、ハルヒとニコニコ動画は切っても切り離せない関係だと思う。
高校入った年の5月に、たまたまyoutubeで遊戯王の「ずっと俺のターン」のMADを見て、動画は面白かったのはもちろん、コメントが動画に流れているのがとんでもなく面白かった記憶がある。
すぐに「ニコ動」に登録して、自分でもコメントを書き込んだりして楽しんでた。(けれども、2chと同じように下手なことを書き込むとROMってろと言われないかビビっていたので、当時はwwwwwwwしか書き込まなかった)
ただし、そのときはまだハルヒ本編の視聴はしたことなかった。
・実際のハルヒと僕の出会い
入学して最初の席替えのタイミングで、それまでは出席番号順に並んでた机もバラバラになり、それまで席を移動して昼を一緒に食べた事なかった”同じニオイのする奴ら”と集まって昼ご飯を自然と食べる事になった。
(その時口笛で僕が「ハレ晴れユカイ」を吹き、それに反応した友だちが僕をオタクへといざなってくれることになった。)
この段階でもまだ本編は視聴した事なく、なんでハルヒを見た事がなくて曲だけ知っていたのかも覚えてないんだけど(まぁMADで使われていたとかそんな感じだろう)
それまでは萌えアニメに対して若干の抵抗もあったんだけど、その友人が「本編も見なきゃ!」と背中を推してくれて本編を見た。しかも物語としての順番で。
本編を見るまでは「ハレ晴れユカイ」がOPじゃないとは思わなかった。
そしてオタクになった
結局ハルヒ以外のアニメも一通り見るようになり、夏に『エヴァ』も『らき☆すた』も『MADLAX』も全部見た。
今じゃ危険運転だが、自転車に乗るときはウォークマンでハルヒのキャラソンを聴いていたし、「WAWAWA忘れ物〜♪」といいながら教室のドアも開けたり。
当時の三強といえば「ハルヒ」「シャナ」「ゼロ使」だったが、原作を追ったのはハルヒだけだ。シャナは3巻まで買ったが2巻は読まずに売ったし、ゼロ使はあれから10年経った今もルイズのコピペしか知らない。
当然、ハルヒダンスも踊った。学年が上がり、新入生歓迎会で女装して全校生徒何百人の前でクラスメイトとみんなでハルヒダンスを踊ったのだ。
ここまでハルヒに対する思い入れを語っておいてなんだけれど、いわゆる「エンドレスエイト」事件のときにはハルヒは既に自分の中では区切りがついた作品であり、いわゆる2期は未視聴だったりする。
当時黎明期だったまとめブログの感想で情報を仕入れるだけの、意識低いオタクだった。(受験期だったし)
『けいおん』前夜、『ハルヒ』と「高校生活」が終わった
大学受験が終わり、『涼宮ハルヒの消失』が公開された。
フィルムしおり?がヤフオクで高額取引されたことを思い出す。友人5人で見に行き、半券2枚でフィルム1枚と交換だったので、じゃんけんで勝ち僕はフィルムを貰った。どんな柄だったか記憶にないが、今も実家にある勉強机の引き出しにあるはずだ。
もう内容は覚えていないが、映画はよかったと思う。
ただし、エンドレスエイト事件で明らかにハルヒに対する界隈の印象は下がり、完全に終わったコンテンツだった。原作も長らく出る事なく、作品として最期の輝きだったんじゃないだろうか。
その一方で個人的には「深夜アニメも映画化するんだ!」という界隈の勢いみたいなものも感じられた。
大学に入学し、『けいおん!』が界隈でも大流行した。けいおんの曲は木曜日のOH MY RADIOのパーソナリティーに馬鹿にされることなく、(Mステではスルーされていたが)大ヒットした。
オタクの基礎知識はもはやハルヒではなく、けいおんになっていた。
11年に最新刊の『驚愕』が出ても、もう内容も覚えてないし、何を今更。と思って見向きもしなかった。
さいごに
当時の読書ノートを引っ張りだしてきたらこんな感じで書いてあったので抜粋してみる。
『涼宮ハルヒの暴走』始07/12/24 終07/12/25
「ハルヒおもしろいよハルヒ。永遠に終わらない夏やすみとか、となりの部活と対決したり、雪山で遭難したりと、やりたいこと全部代わりにやってくれるわ。数学の公式もハルヒたちがやるだけでずいぶんおもしろくみえちゃうのね」
しかし、直後
『涼宮ハルヒの動揺』始? 終?
「半分ぐらいアニメで知ってて(´・ω・`)した。おもしろいことはおもしろいんだけれどね。雪山後日談とか。
あーw 当時おこづかいの中から本買うのもやりくりしてたから、「なんだよ! アニメで見たやつだったら小説読む必要ねえじゃん!」って警戒して買うのやめちゃったんだwwww
ここまで自分とハルヒは…(ネットリ)と語ってきた奴wwwwwww
そりゃあ区切りもついてますし、内容も覚えてないわけですわwwww