twitterで今なら全巻読める! ということなので、ちまちまと読んで昨日読み終わりました。
(1話読み始めと読み終わりに広告が入る感じ)
97年の終わりから99年の3月ぐらいまでの間、父が買ってきてくれたコロコロコミックを僕はそれはそれはなんども読み返していたのを覚えている。(結構まとまった巻数あったから、読み返すにはちょうどよかった)
その中でもビーダマンはハマった作品で、こうやって約20年ぶりに全部読み返すことができてとても嬉しかった。
僕が覚えていたのは「全日本TOPビーダー選手権」の少し前、瀬戸内バイキングのリーダー村上海人がサラの家の海岸に流れ着くあたりから、ビーダー選手権の決勝戦で悪のビーダー、ダークマターが出てきて会場がぶっこわれるあたりまでだったので、おそらくこの期間が97年末〜00年はじめぐらいまでの内容だったはずだ。
うーん、懐かしかった。
なによりもまずビーダマンがかっこいい。大人になって読み返してみてもデザインの洗練さに見事だなぁと思います。
漫画を通して、当たり判定の役割をしているシャドウボムも、時代を先取りしてる面白いギミックだよね。
僕が持っていたビーダマンは3つで、ひとつは主人公機のバトルフェニックスの「赤色」だったのだが、グーグルの画像検索で探してみてもそれっぽいのがぱっと見当たらない・・・
カラバリ?限定色だったのかな? パーツが全部赤色だったのは覚えているんだけど、どうやってそれを入手したのかまで覚えてない…
ただし、締め撃ちが当時キツすぎて、ろくにうてなかった。
そんでもって、猫丸の持っていた「ハンティングリンクス」は買ってもらったことは覚えている。
あの覗き穴から照準をあわせ、ターゲットを覗く時のワクワク感、読んでる途中に思い出した。実家の一階の長い廊下でビー玉飛ばしてたなぁ〜〜
そのあとに「バーニングアトラス」も買ってもらった。
ガンモたちみたいに握りこぶしで叩いて「ハンマーショットぉ!!!」ってやりたかったんだけど、実際はそんなことできてなくて、ちょっと悲しかったのを覚えている笑
wikipediaにも書いてあったけど、今回読み直しても、かつて読んでいた全国大会編が一番面白かったなと思う。
「ダークマター編」に突入するところで父がコロコロコミックを買ってきてくれなかったので当時はそこで読めなくなってしまったことについて当時の僕は
「ダークマターが出てきて話がつまんなくなりそうだったのでしょうがなかった」ということで決着をつけていた。
でも実際読み通してみるとそのあとが決してつまらないってことなくて、ビリーVS津印のエピソード、三日月島の戦いはよかったし、
サラーのタンカーが新生第六研究所として独立するところなんかは『エリア88』みたいでおぉっ!! ってなった。(というかオマージュでは?)
でもおもちゃの 販促漫画としての宿命か、大きな話に流れていきそうだったのに収束が早かったのは残念だった。
連載終了が2001年で、02年にはベイブレードがクッソ流行ってて、地元のお祭りの出店なんかでもニセベイブレードが3000円ぐらいで売られてたような時代だったから、仕方ないのかな〜とも思う。
でも、この漫画が恵まれてるのは、連載終了からだいぶ経った今も作者のい今賀俊先生が定期的に作品についてツイッターで言及したり、新規絵を書いてくれていること。
あの時真剣に読んでいた作品は本当に愛されているものだったんだなーって思えるから。
(特撮OBOGが戻ってきてくれるのもそうだよね〜〜)
今賀先生、あの時、そして今回と、とても楽しませてもらいました。
そうそう、これこれ。
漫画とは違うけど、毎回改造ビーダマンがコロコロのカラーぺージに載ってるのを見るのもすごい好きだった。
2Lのペットボトルを改造してマガジンにしたり、ロングバレルのいかついやつとか…
同時期、ちょっと後ぐらいかな? にハマった「カスタムロボ」の違法パーツみたいなすごいんだぜ感が好きでした。
あれはどこかで読み返せないものかなぁ笑