オタク夫婦の「○○が好き」

20代オタク夫婦の語り場です。漫画・映画の感想がメイン。特撮と世界一初恋とBANANA FISHもアツい。そんな夫婦です。

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「BANANA FISH」The Stage -後編- 観劇&配信視聴感想

1/20〜1/30まで上演された「BANANA FISH」The Stage 後編。

前編は6月だったので、半年経ってからの上演となりました。

コロナ禍での公演だったので、どの公演が千秋楽になってもおかしくないんだという緊張感が運営側・キャスト陣から伝わってきて、

ファンとして無事最後まで幕が開くことを願いながら過ごした上演期間でした。

けれど2月公演が丸々上演中止。

本来は千秋楽が2/6で、私も残り2公演見にいくはずでしたが、叶いませんでした。

 

現在はシアターコンプレックスにて初日公演の再配信が行われているので、

見足りない・見損ねてしまった方はこちらをぜひ。

一度購入すれば、2/13まで何度でも視聴できます。めちゃくちゃお得!!

私が見に行ったのも初日公演だったんですが、

配信はスイッチング映像ということで、表情や仕草を間近で見ることができて

現地で観劇したときとはまた違った楽しみ方ができました。

Blu-ray発売まではだいぶ期間がありますので、今のうちに見られるだけ見ておくのをオススメします。

 

 

ということで、以下ネタバレ感想です。

番外編を含む原作・アニメについても言及しますので、未履修の方はご注意を。

 

↓前編の感想はこちら

pisuke9190.hatenablog.com

 

 

 

座席について

 

今回の会場はステラボールでした。

最前列がC列、最後列がP列。段差はI列からでした。

舞台下手側の席しか当たらなかったので上手からの見え方は不明ですが

舞台の端から端まともに見えるのは20番くらいからかな、という印象です。

後方列ならもう少し見やすいかもしれませんが、

前方列はセンターブロックの25〜34番以外、首を左右に振りながら追いかける感じだったんじゃないかなと。

英二のみ客降りがありましたが、35番以降の上手側・前方列の方はよく見えたのではないかと思います。

 

当たり外れが大きいと噂の会場ですが、本当に噂どおりでした。

前述のとおり、まともに見える席数があまりにも少ないな、と。

ライブ向きの会場を舞台で使っているので仕方ないんですけどね……。

あとバナステ自体セットが3階建てというのもあるんですが、

下手側の前方列だと、3階および2階奥で何が起きているのか全く見えませんでした。

なので日替わり演出が一切わからないという……。辛い。

そして見切れやサイドシートでもチケットの値段が12,000円なうえ、

席が後置きの硬いイス(劇場にあるふかふかのやつではない)なので、

現地で見ることにこだわらないなら、正直配信のほうが優雅に観劇できます……。

再演されたらせめて銀河劇場に戻してほしいなという感じです。

 

 

本編について

 

前編同様、ストーリーをきれいにまとめていたな、という印象です。

その中でもファンが見たがっているシーン

(キャンディーバー、バーバラちゃん、アッシュの正装とか)

は、かたちを変えつつうまく入れ込んでくれていました。

正直、アッシュ役の水江くんがここまでやってくれることに感謝しかないです。

前編でも腹筋を披露したりと体を張って演じてくださいましたが、

後編もすごかった……!

 

色々語りたいことはあるんですが、後編で特筆すべきは英二の演技についてでしょう。

原作もアニメも履修済みのファンはわかっていることですが、

英二はアッシュのことを守りたい、という思いで行動しているわけなんですが、

些細な仕草からそれを感じられる演技なんですよね来夢くん……。

特にアッシュをハグするシーン、手の位置や頭を撫でる手つきが慈愛に満ちてるんですよ。

アッシュの心のうちを理解して寄り添う、という英二の役割を見事に演じられていました。

特にフォックスとの対峙のあと、彼に何があったのかセリフで説明されるわけではないんですが、

全てを察した英二が静かにハグするところは「ああ、英二だ……」と思いました。

来夢くんと英二のシンクロ度合いがMAXになった瞬間でした。

 

この英二の『英二らしさ』があったからこそ、最後のシーンがより印象的なものになったのではないでしょうか。

ラオに刺されたあと、英二の手紙を読みながら図書館で眠りにつくアッシュ。

日本行きの飛行機に搭乗した英二はセットの3階におり、アッシュは1階の図書館にいるという位置関係でした。

「僕の魂はいつも君と共にある」

そのセリフに合わせて1階に降りてきた英二が、アッシュに寄り添う。

舞台ならではの演出で、アニメや原作で最期を知った時とはまた違う感情でこのシーンを見ることができました。

アッシュにとっても救いだし、観客にとっても救いになる演出でした。

観客みんな啜り泣きで、声にならない声みたいなものが会場に響いていたんですよ……。

現地で観劇した時にはアッシュと英二の表情を見ることができなかったんですが、

配信ではばっちり見れるんですよね。

しんどさが増しました。

特にアッシュは汗と涙的もので美しい顔がぐちゃぐちゃになっていて、

「ああ、アッシュはこういう感情で最期の時を過ごしていたんだ」というものを突きつけられたというか。

カーテンコールのとき、アッシュ役の水江くんが本当に穏やかな表情をしていたのもまた辛くて。

アッシュとして生き抜いた人にしかできない表情だったと思うんですが、

彼は本当に幸せな気持ちで眠りについたんだな、と伝わってきました。

 

 

 

 

世間が落ち着いた頃に前後編を再演してくれないかな、と願わずにはいられません。

再演でなくても、ぜひ番外編を舞台化してほしいですね。

『光の庭』の英二を演じる来夢くんが見たいんだ……!