前にも何度かブログで買いたことがありますが、私はビッグコミックを小学5・6年ぐらいからかれこれ10年以上読んでます。(前は一号ずつ感想を書いてたけどやめた笑)
そんな『ビッグコミック』が昨今『空母いぶき』の件で嬉しくない方向で有名になってますが、『空母いぶき』も面白いですが、他にも『ビッグコミック』は注目すべき連載がたくさんあります。
『BLUE GIANT』〜アニメ化希望〜
やっぱり面白いです。(今は第二部でSUPREME)
JAZZの漫画ね。
BLUE GIANT SUPREME (7) (ビッグコミックススペシャル)
- 作者: 石塚真一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2019/02/28
- メディア: コミック
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仙台を飛び出して、さらに日本を飛び出していきなりヨーロッパ編が始まった時はどうなるか心配だったけど、今は仲間も本気出して、徐々に周りの人を巻き込みながら主人公が力を出し始めてる感じがたまりません。
『ドラクエ4』で5章でアリーナ一行を仲間にしたときぐらいのワクワク感あります。
僕は断然『空母いぶき』よりも『BLUE GIANT』をアニメ化したほうが面白いと思います。『のだめカンタービレ』だって映像化して人気に拍車がかかったわけで、この作品も映像化したほうが燃えると思うんですよね。
JAZZってなかなか敷居高いけど、聴いていて気持ちのいい音楽だと思うんです。僕はたまたまきっかけがあって聴くようになり(聴かない人よりは聴くぐらいですけど、)それでも敷居の高さはあると思います。
三浦しをん作品がアニメ化して、一定の評価を受けているように、そろそろ非萌えの作品にアニメ化の光を当てていくころではないかなぁと思うんですよねぇ。
『正直不動産』〜正直×不動産=?〜
もはっきり言って毎回楽しみにしてます。
嘘まみれの不動産業界で、嘘をつけなくなってしまった営業マンが「正直さ」を売りに生き残っていく話です。
「かぼちゃの馬車」騒動だったり、「大島てる」だったり、不動産に対する関心って、自身の住まいを考える時以外にも最近増えてきてますよね?
んでもって、不動産ガチ勢なんてそう簡単になれるもんじゃないし、かといって買い物は決して安いものじゃないし。
そんな不動産の小難しいものを話題にできる漫画ってこれぐらいじゃないでしょうか。自分も業界は違えど営業の仕事の経験あるのでなるほどなぁ〜って勉強になるところもあります。
直近の話では「家賃の値上げは大家の一存では絶対に決められない」ってルールを元に話が繰り広げられていたんですが、それも素直にへ〜ってなって面白かったです。
『しょうもない僕らの恋愛論』〜これこそBCや!〜
昔好きだった女の子に瓜二つのその子の娘が突然出てきたンゴ!w
という、中年狙いの話。
電車男~ネット発、各駅停車のラブ・ストーリー~ 1 (ヤングサンデーコミックス)
- 作者: 原秀則
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/04/05
- メディア: コミック
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原秀則といえば、私の中では『電車男』なので、こういう煮え切らない男の話書くのすごい上手だよなぁって思います。
心の中に童貞を住まわせているとでもいうんでしょうか。
BCの読者層ってたぶんこの物語の主人公と同い年ぐらいの40歳以降ですよね?(最近は読者欄に自分と同じ20代も載ってるので嬉しい)
きっと男たるもの、燃え尽きなかった恋愛って絶対あるじゃん、だからそういった点ではこの話はおしなべて皆の心に存在してるんですよ。
まだ単行本になってないから、BC買って読んで。
海帝〜やっぱり僕はSFですかね〜
中国明朝で活躍した鄭和の話。
そもそも鄭和の大船団が遠くアフリカ東海岸まで行ってたって歴史的事実が燃えるじゃん。
「明がアフリカと交易でき(そうだっ)た」
は東アジア史2大ロマンだと思うんでうよ。そこに星野之宣が持つSFがうまーく混ざっててクッソ燃えます。
(前作のレインマンは途中で話についていけなくなってしまってすごい悲しかった)
今マラッカ海峡を抜ける抜けないのところを連載していて、この月に2回というペースが船で旅しているようでそれもまた自分の中では連載追っかけてよかったなって感じです。
『星を継ぐもの』も連載でおっかけてて「新しい事実がわかったんや!!!」ってのが感じられたのでぜひBC買って読んでほしい。
私が今現在オススメするのはこのぐらいでしょうか。
『ゴルゴ13』とかはあえてあげるでもなく面白いのでここでは触れません。
コロコロコミックからジャンプやサンデーをどころかヤング〜〜〜も通り越してBCを読み始めたので、自分でもぶっ飛んでる漫画の趣味だなって思うこともありますが、私はビッグコミックという大人な漫画雑誌に出会えてよかったと思っています。