1月5日に放送が開始されました『映像研には手を出すな!』第1話を見ました。
原作未読、前評判もあまり意識していませんでした。
ファーストインプレッションとしては、うーん
かなり引き込まれた! って感じです。 面白くなっていく予感しかしません。
ってことでサクッと感想です。 ネタバレありなので、まだ見てない人、早く見てね!
舞台設定/こんな魅力的なのある?
主人公、浅草みどりの通う芝浜高校、この学校がかなり魅力的です。
改築増築を繰り返して、巨大立体迷宮のような学校…
ワクワクしない人、いるんですか?
学校の建物自体が魅力的な漫画ってなかなかありませんよね。
1話ではその学校で逃走劇があって、ちゃんと使われてるぅ! ってドキドキします。
今後もこのギミックが物語を盛り上げてくれるのではないでしょうか。
キャラクター/なんといっても主人公、浅草みどり
と、いいつつ魅力的なのは主人公たち3人全員なんですけどね!
その中でも浅草みどりに惹かれました。
もともと絵が好きで、冒険が好きだった浅草氏が、一人お留守番しているときに見た『残され島のコナン』(未来少年コナンと思われるアニメ)にどっぷりハマるのが作品のイントロダクションです。
この浅草氏のアニメの見方は、
「アニメは設定が命」が信条で、日常の風景をヒントにして、さまざまなアニメの設定をスケッチブックに描き貯めている。
(HP:キャラクター紹介より)
とのことなのですが、これは失われつつある理想のオタクの姿でないでしょうか。
ついついキャラ萌えに走りがちの昨今の(私を含む)オタクですが、本当はこうであるべきなんだよなぁ。
特にしびれたのは、『残され島のコナン』の表現描写をバディの金森さやかにウザがられるほど解説するシーン。
「巨大艦の大きさを表すためにくどいくらい小さいプレーンをすれ違いさせる」
「空気中にまうゴミで推進力の大きさを表す」等々…
惜しくも先の朝ドラで放映していた『なつぞら』でなつたちが意識していたアニメの描き方、進化していったその後を説明しているような…NHKのつながりってやつですかコレ?
アイテム/浅草氏と水崎氏の絵
偶然が引き合わせた、カリスマ読者モデル、水崎ツバメの人物画と浅草みどりの背景画。
途中、日が暮れることで語り合ったんだな、ってのが示されています。
特に二人の最初の合作、謎の機械。
ダンバインのオーラバトラー的なような、ラピュタのメカニックのような…
想像の世界で繰り広げられたアニメは、二重反転プロペラだったり、カタパルトの蒸気圧だったりと、浅草氏の語れば語るほど出てくる設定に燃える。
いやいや、続きが楽しみです。
最も憂鬱な月曜日を楽しみにさせてくれるような作品です!
wikipediaみたら夏には実写化もするんですね。浅草氏は乃木坂46の齋藤飛鳥さんが演じるとのこと。
メディアミックスとしても目が離せなさそう。
2話の感想はこちら~