オタク夫婦の「○○が好き」

20代オタク夫婦の語り場です。漫画・映画の感想がメイン。特撮と世界一初恋とBANANA FISHもアツい。そんな夫婦です。

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エメラルド夏の号2021『世界一初恋』感想

本日、8月30日にエメラルド夏の号が発売されました!

今回の『世界一初恋』も、誰の場合なのかアナウンスがないまま発売日を迎えました。

表紙にも載せない徹底ぶりはさすがです……!

前回の春の号は『小野寺律の場合no.32』ということで、冬の号に続いて慣例が破られたわけですが、

(夏・冬に『小野寺律の場合』か『高野政宗の場合』、春に『木佐翔太の場合』か『雪名皇の場合』という順番で掲載されることが多かった)

果たして今回は誰の場合になるのやら……?

 最近はTwitterでの発表も無しなので、全く予想ができません。扉絵を見る瞬間までドキドキですね。

 

ということで、待ちきれずに発売日にゲットしてきましたよ!

 以下、ネタバレ感想ですので未読の方はご注意を。

 

 

 

なんと!『小野寺律の場合no.33』でしたね!!

いつも良いところで焦らされているので、今回も『木佐翔太の場合』を挟んで焦らしに来るのかなと思っていたんですが、見事に予想が外れました。

夏→冬→春→夏と丸一年続けて『小野寺律の場合』が読めるだなんて、奇跡みたいなことが起こるんですね。

嬉しすぎて、こんなに連続で高律を摂取していいんですか……? とちょっと不安になります(笑)

 

 

 

 

 

律の成長

 

今回は「武藤先生の原画展&サイン会」と「デビュー前の新人作家を担当」という二つの仕事が描かれました。

新人編集者・律の成長ぶりが伺えるエピソードです。

 

武藤先生は、律が初めて担当することになった漫画家の先生です。

一番印象的なエピソードは、初登場『no.2』(1巻掲載)の「アシスタントさん、インフルエンザで全滅事件」でしょう。

律っちゃんが編集としての力量不足、そして高野さんとの実力差を突きつけられたエピソードです。

この頃は高野さんへの恋心を認めたくなくてギクシャクしたり、恋敵の横澤さんへの対抗心でやる気だけが空回りしているような状態でした。

高野さんのことを意識するあまり仕事が中途半端になってしまっていた律でしたが、これではダメだと気持ちを切り替えたのがこのお話でした。

 

初めての新刊企画書・企画会議も武藤先生でしたね。

新人少女マンガ編集だった律が、一年弱で原画展とサイン会を成功させられるまでになったわけですから、その成長ぶりが感じられます。

そして、デビュー前の新人作家を任されたのも律の努力が報われた結果だな、と。

律が好きそうな作品だからと担当させてもらえることになったわけですが、右も左もわからない新人さんを導いてあげるような仕事ぶりや、作品をよくするために熱く語る様子を見ていると、自信を持って仕事ができるようになったんだな、と感じます。

きちんと実力を評価してもらった上で、担当を任された律っちゃん。たった一年足らずでぐんぐん成長している姿を見ると、こちらも元気をもらえます。

セカコイはお仕事マンガとしても十分楽しめるので、読み応えがすごいんですよね……!

 

そして仕事の成長とともに、律の恋の悩みも変わっていくのもまた良いんですよ。

ハッピーエンドのその先、を悩んだり、告白の仕方を悩んだり。

再会したばかりのころは恋心を認めようとしなかった律が、仕事を通じて高野さんへの気持ちを自覚して、少女マンガを通じて恋の悩みに向き合っていく。

今回は恋に堕ちるまでの日数が記載されませんでしたが、春の号で16日だったということはあと二週間を切ったのでは……?!

 

 

嵯峨先輩への想い

 

今回一番ぐっときたシーンは、律のモノローグ「その誰かの気持ちを 少しでも動かすことができたのなら」(27ページ4コマ目)です。

ここで嵯峨先輩が出てくるんですよ……。

高野さんとの打ち合わせの際に、新人作家の作品が初期の宇佐見作品に通じるところがある、と語っていた律。

初期の宇佐見作品(小説コハル時代)は、何事にもあまり執着心のない嵯峨先輩が好んで読んでいた小説です。彼の心を動かした作品といえるでしょう。

律はそんな作品を世に送り出したいからこそ、図書室で本を読む嵯峨先輩がモノローグで描かれていたのかな、と思いました。

 

 

 

次回は武藤先生の結婚式&新人さんのデビューのお話になるのでしょうか?

完全に恋に堕ちるまであと二週間くらいしかないわけで、一体律っちゃんはどんな告白をするのかドキドキです。

冬の号に掲載されるのかわかりませんが、いまから四ヶ月後が楽しみで仕方ありません……!

 

 

 前回の『小野寺律の場合』の感想はこちら↓

pisuke9190.hatenablog.com