先日1巻を読んで、その後ぶっ通しで最新刊の6巻まで読んだので、まとめて感想を書きたいと思います。(ネタバレありの感想)
やっぱり印象的な、6巻の感想を中心に書いていきます。
一言で感想を言うと、もし社会人にも夏休みがあったとして、この漫画をその時期に読んだら現世に復帰できなくなる人が大勢出るだろうな、ってところでしょうか。
GWで読んでこんなにダメージが大きいんだから、作中と時期が重なってしまったらとんでもないことになるでしょう。
ラジオのシーンは反則
やっとJUNKで宣伝してた意味が分かりました…(遅)
でも私が二人と同い年だったときは、DGSとか深夜の馬鹿力でゲラゲラ笑ってるだけだったんですが…
あれ、なぜ… これが時代か…
今もコロナ禍で会えない二人が日本のどこかで同じようなことをやっているんでしょうか。
中見と曲 insomniaを共有すること
1巻の感想でも触れたんですが、学生時代に戻ってヒミツを共有したくありませんか?
このお話を読んでて
学生時代、付き合い始めのあの頃、付き合ってることを誰かに言いたい、自慢したいという気持ちを(しばらく)抑えていたあの時が一番興奮したと思うんですよ。(秘密を共有することで燃え上がるのは不倫関係もそうかも。物語の本筋からめちゃくちゃ離れる話題だ笑)
「不眠症なんだ」から一歩進んだ「秘密」を二人が共有することによって、もう後に引けない関係がここでできてるんですよね。
6巻の最終話、Audiから飛び降りた曲が中見を抱きしめるシーン、これを親の前でできるんだから、彼女の台詞どおりに「二人は無敵」なわけで、
中見と曲、キスしちゃったり、想いを伝えあったりと青春街道60kmで快調に進んでいらっしゃって本当に何よりです。
この二人にとってはキスなんてのは通過儀礼みたいなもんで、
お互いの身体に抱える秘密を共有したことで、男女の関係としてはもう一線を越えたのと同じだと思うんですよね。
その他
2巻以降先輩が出てきたり、クラスメイトと交流するようになって物語が柔らかくなってますます楽しめるようになりました。
付かず離れずの天文部の2人と、他のメンバーたちの距離がとても心地よいですね。
後心配なのはほんと1つだけで、
曲、死なないよね…?
7巻21年夏発売予定! 楽しみ…!