春アニメの消化に一生懸命取り組んでいる中ですが、『鬼滅の刃』マラソンも完走したいところです。秋に映画もやるって話ですしね。
以下ネタバレあり~。
名前を言ってはいけないあの人
いやいやいや、普通に怖いよ鬼〇辻様…(このブログも今後目を付けられる可能性があるので伏せておきます笑)
あの男はただの臆病者です、とぶった切る珠世さん。
煽るだけ煽って能力を使わせ、名前を言ってはいけないあの人の名前を鞠使いの姉ちゃん(?)朱紗丸に言わせて、鬼〇辻の能力で自滅させるという頭脳戦。
鬼たちが束になって自分を襲ってくるのを防ぐためです。(42P)
とのことですが、なんかこのあたり、後々の弱点というか伏線になってそうだな・・・
屋敷での戦闘面白かった
新キャラ登場かつ、敵味方入り乱れての屋敷での戦いはかなり面白かったです。
きっかけとなってしまった原稿用紙が闘いの命運を決めた、っていう皮肉な運命が好き。
炭治郎の言う通り、鬼としてやることやってるんで許されるものではありませんが、
それ相応に悲しい過去があったんだな、ってのは物書きの端くれとしても感情移入してしまうところがありました。
自分を倒した相手に認められることで成仏していくってのも、古典的な手法ではありますけれども、
原稿用紙の流れからきれいにまとまっているなと思います。
「己を鼓舞せよ」
第25話の題名にもなっていますが、「己を鼓舞せよ」
これも印象的です。
名前を言ってはいけないあの人を倒す、という大目標があるにしても、まだ話的には序盤も序盤なので、炭治郎の戦う理由ってちょっと薄いですよね。
今回の屋敷での戦闘だけでいえば、妹の禰豆子が関わっているわけでもないし、
偶然会ったちびっこを助けるぐらいで。
弱者を助けることを生業とする、所謂ヒーロー的な自画像もまだない。
そんな中で相手に勝つために戦闘を正当化していくか、戦う理由は何なのかがわかると読者としても物語に入っていきやすくなっていくのかなと。
ちょい脱線すると、『ワンピース』のアーロン編がイーストブルー編の最後にふさわしい内容だと思うんです。
それがなぜかというと、ルフィは仲間(ナミ)のために戦える という、
なぜ戦うのかがクリアになったときの高揚感を読み手が得られるから物語の最後としてキマっていて、以降の展開に繋がっていくわけです。
その手法として自分を鼓舞して、勝てる! 勝つ! と正当化していくってのが斬新に感じました。
ただ、そのうち炭治郎も誰かのために戦える男になってほしいっすね。ジャンプだし笑
眠りの善逸さん、雷系なんですね。
寝た後に強くなるというファンキーさ、今後の炭治郎との旅が面白くなりそう。