さてさて、7巻の感想です。
6巻から大分間を開けての投稿になってしまいました。
まさかこう来るとは思わなかった! と驚きを隠せなかった7巻。
以下、ネタバレあり。結構物語の根幹に関わるので未読の人は注意してね!
ついに明かされた過去の話
いやいや、まさかの羅漢が猫猫の父親っていうね!!
壬氏の暗殺を企む「何か」の一味で、猫猫か彼女の周囲の人に恨みを持つマッドなおっさんだとばっかりに思っていたんですが
こう来たかと唸ってしまいました。
(そりゃ、一読者が普通に読んでいて思い浮かべるようなオチであったとしたらここまで人気出ていませんわな、という話ですね笑)
そして病気のあの女性、鳳仙はやはり猫猫の母でした。これは見事予想的中でよかった笑
妓女という特異な立場であるからなのか、彼女が羅漢に送った指切りの手紙がある種「いびつな愛し方」しかできなかった鳳仙の愛し方が垣間見えた絵面的に恐ろしい一コマでもありますね。
となると本丸は・・・?
羅漢が悪の親玉でなかったとすると、過去編に突入する前の第二十七話、青薔薇で出てきた楼蘭妃とその一族が本命でしたか…
私としては楼蘭妃まわりはあまり注目していなかったのですが、一族の争いが昔から話のネタになりやすいのすっかり忘れてました。(韓流ドラマなんてほとんどそうだったじゃん!笑)
楼蘭妃の父親である子昌であれば、ボスを務められるなと期待させてくれます。
まだ急に何をしてくるってことではないとは思いますが、でもこういった争いってあらゆるところで火種を起こしていくのが常ですから、猫猫と壬氏もあっという間に争いに巻き込まれていくのでしょう。
というか壬氏自体が渦中の人か。
壬氏暗殺未遂も羅漢の見えざるアシストがあってその予兆に気づけたわけですが、
こうなると一体…