今年41本目の映画です。アマプラで観ました。
特撮OBがたくさん出てるから、という理由で観たのですが面白かったです。
今回は短め・ネタバレなしの感想。
半沢直樹を見たからか、相手をパンチしたりしない頭脳バトルもすんなり受け入れられると思います。(高校生なので(?)パンチシーンがないわけじゃないが)
登場人物がほとんど親の七光りをギンギラギンにしてるのも実生活だと嫌味な奴だなぁ、と思うところですが、
『帝一の國』ではそれが当たり前なので、この映画の好き嫌いってそこで分かれるかもしれません。
ただ、劇中にも言及されてましたが、ボンボンにはボンボンなりの苦悩があるので、それもそうかって感じ。
生徒会がこんなに権力を持ってるなんてことまずはないんですけど、政治劇を見せるのに若い彼らに政治家をやらせるのも胡散臭いですからね。
とはいうものの、生徒会が権力を持っていないってところ以外の実家の太さでブイブイいわせるずる賢さを持ったお坊ちゃまはめちゃくちゃいそうなのも確かで、この映画の主人公たちほど努力してないんだろうなってのも思います。
帝一も別に勉強しなくたって学校入れてもらえるほどのパワーが父親にあるだろ、って思いながらも泥臭い勉強でしてましたし。(逆にそれが映画≒作り話でもあるんでしょうかね)
竹内涼真のさわやかさがこれでもかー!と盛りに盛り込まれた映画でした。
彼だけが実家が太くないキャラで、ゆえにさっぱりしてる感じも鼻につかなかったのが印象的。