今年35本目の映画です。
世間を賑わせている『TENET テネット』(以下テネット)見てきましたよ~
LiLicoもオススメしてただけあって面白かったです。映画館結構混んでいた印象。
しっかし難しい!!
でも見終わった後誰かと「あれはああだったのでは?」「いや、こうでは?」と語りたくなる映画なのは間違いないかと。
途中まではサスペンス味の強い話の流れなんですよね。
なぞのおじさん「TENET、覚えておいて」
研究所のお姉さん「この戻ってくる銃弾おもしろくね?w」
主人公「・・・気になりはするかも」
こんな感じでストーリーが始まり、最初は「時間を逆行する銃弾(物質)」に目が行くように仕向けられている。
でも実際はもっとどでかい話で・・・
ってことで感想いってみましょう
以下、視聴済みの方へ向けての文章なので、ネタバレ回避したい方は回避してください!
後、以下の文章は公式サイトの考察は読んでない状態で書いてます。
「タイムトラベル」と「逆行」が難しい
「タイムトラベル」ってのは、『BTTF』でもやってますから、全然アリなんですけど、
「(時間)逆行」って概念がすんげえ難しい。
いや、逆行は難しくないかもしれないんだけど、「タイムトラベル」が一般的にはよく知られているので、時間が戻ったってことはどっかまでタイムトラベルしてるってことか? っていう自分の中の概念を崩しきれないと難しい。
特に概念・考えだけじゃなくて、この映画では「これが逆行でぇ!」とビジュアルでも見せてくれるものだから視覚からの情報に頭がついていけてない・・・笑
最後の戦いで、主人公が組織の行動隊長に「これがわかんないやつは今すぐ帰って、どうぞ」って言われて
「あ、私のこと言われてる」って思ってしまいました笑
「逆行」はその名前の通り、時間をさかのぼっていく(流れに逆らって川を戻るように)
んで、あの回転ドアをくぐると、再び時間の流れに乗れる
ってことでいいですよね?
そうだとすると、冒頭の戻る銃弾はなんだったんだろうと考えちゃうんだよな~
ニールの正体は
ニールくん、主人公のバディとして逆バンジーからオスロでの金庫侵入から色々とやってくれるナイスガイの正体ってなんだと思います?
私はワルの親玉のおっさんの息子(この時代ではまだキッズ)の未来の姿だと思うんですよ
「俺の最大の失敗は息子を作ったことだ」
みたいな台詞がありましたが、
ワルの親玉、実際は世界を道ずれにして私も消える! がという目論見が自分の息子によって阻止されるということをどっかで知っていたんじゃないかな・・・
かなり雑な考察ですが、 grandfather paradoxは実行されても特に問題ないと考えられている、とあって、motherはやっぱり問題ありとなっていての、母親を助けに来る、と考えると気持ちがいい
時間をテーマにした作品が難易度あがるってのはその要素の大小はあれども、やっぱり難しいな~ と思います。
なんだか今年時間に関する映画いっぱい見てるな~