スーパー戦隊シリーズ45作品目の『機界戦隊ゼンカイジャー』が終わりました。
感想書くのが大分遅れてしまいましたが、今までずっと総括の感想はアップしていたので、ちゃんと書きていきます・・・
まず最初に…
「ゼンカイジャー、めっちゃ面白かったよね」
「45作品目」というシリーズの節目だけではなく、発表された時から「おいおい、大丈夫か・・・?!」と色々なものを背負っていたゼンカイジャーでしたが、1年間無事に完走しました。
人間1人で戦隊は大丈夫なのか?
何と言ってもこれが一番衝撃的だったのではないでしょうか。
前作『キラメイジャー』は新型コロナの影響をモロに食らってしまい、スケジュールそのものにも影響が出ていた感があり、
ゼンカイジャーの赤黄青桃はキカイノイド(非人間)という設定も、「まぁ、なんかあったときに調整しやすいからだろうな…」なんてポジティブな捉え方をされていませんでしたが、
実際は人間の演者がいないからってなんなんだ? と視聴者に言わせられるぐらい影響ありませんでした。
人間だろうが非人間だろうが、レッドは戦隊の精神的支柱だったし、黄色は元気印で、青は頭脳系…
桃は今まで戦隊が(私達が)抱いてきた女性性の持つ優しさを持ち、
姿は変われど、ゼンカイジャーはスーパー戦隊だ、ということを見せつけてくれました。
この根幹があるという共通認識を作り上げられたからこそ、次作ではより冒険できるようになれたのかと思います。
レジェンド戦隊はどのぐらい活躍するのか?
10年前、ゴーカイジャーが派手にやりまくったレジェンド戦隊たちの力を、『ゼンカイジャー』はどのぐらい借りるのか?
ゴーカイのように変身はしなくても、おもちゃがメダルを使ったものだから、レジェンド戦隊の武器の力や、先輩たちがゴーカイのように力を貸してくれるのでは…
なんて思っていましたが、ファンの予想を大きく裏切ってくれました笑
「なんとなくのモチーフ」で45番目の戦隊として戦っていくのはゴーカイを見ていた10年前とは別に「今回はどんなふうにレジェンド戦隊の力を使っていくんだ?(そもそもどんなふうに絡めてくるんだ?)」とワクワクさせてもらいました。
我々が思っていたようなレジェンド戦隊との絡みは、次作『ドンブラザーズ』でやってくれそう。
そうそう、まさか『ドンブラザーズ』が引継ぎ回でもなんでもない回に出てきて、しかも現行戦隊のおもちゃを次作でも使えるようにしてしまったというのはシリーズファンとしてかなり驚きました。
ゼンカイジャーでも超えられなかったもの
私が心配することじゃないでしょうが、やはりメイン視聴者である「キッズ人気」を計る一つの指標でもある売上の回復ではないでしょうか。
ファンとしては、スーパー戦隊の売り上げが悪い…というニュースを聞くたびにどんよりしてしまいます。
キッズが家庭にいない我が家では、食玩のミニプラを買うぐらいしか応援できないのですが、『OOO』でめちゃくちゃウケたメダルを採用し、更に来年も同じアイテムを使えるようにしたからには、ぜひドンブラザーズで復権してほしいです…!