仮面ライダービルドのクローズ/万丈役でお馴染みの赤楚衛二さんが主演の深夜ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』をようやく観ました!
原作のBLコミック・通称『チェリまほ』は気になりつつも未読だったので、あらすじは知ってる、くらいの状態で視聴しました。
最近は実写もアニメもBL作品が豊作ですし、推し・赤楚くんが主演ということで期待大!!
ということで以下、ネタバレ感想です。
画面がめちゃくちゃ綺麗
日本の実写BLは画面が美しくない作品が多いなあと感じていたんです。
ここ数年で実写BLがぐっと増えたと思うのですが、中には「うーん」と思わざるを得ないものもあり。
ところが、最近は映像の美しさにもこだわった作品が増えてきていて、この『チェリまほ』もその一つでした。
屋外も屋内も光の表現がとても自然で、落ち着いた色合いに感じられました。明るい光も品のある白さで、見ていたくなるような映像だなあと。
陳腐ない言い方ですが、なんだかとても映画っぽい、のです。
この映像の美しさがあるからこそ、「心の声が聞こえてしまう」ラブコメなストーリーが、コメディ側に振り切ることなくドラマとして面白い理由の一つなんじゃないかなと感じました。
主人公・安達の慎ましやかな日常も、イケメン同期・黒沢とのドキドキなシーンも、全部目が離せない……むしろ目を離したくない!と思える映像に仕上がっていました。
マフラー巻きにときめく!
肌寒さにくしゃみをする安達に、黒沢がマフラーを巻いてあげるシーン。
シワや折り目を気にしながら丁寧にマフラーを巻いていくんですけど、
好きな人に少しでも長く触れていたいとか、自分のマフラーを好きな相手に巻いてあげられて嬉しいとか、せっかくだから可愛く巻いてあげたいとか……。
モノローグに出てこない黒沢の感情が伝わってくるような映像でしたね!
そして何より、黒沢から見た安達についての心の声がとっても素敵。
自己肯定感の低い安達だけれど、黒沢が自分のことをきちんと見てくれていたことが嬉しくて、うるっと来てました。
黒沢の、意外すぎる心の声にぎこちない態度になっていた安達でしたが、ここでようやく緊張が解れたようでした。
まあ、最後の最後にとんでもないビジュアルを見てしまうんですけど(笑)
さて、次回予告ではお泊まりシーンが公開されていましたね!
なんだか付き合いたてのカップルみたいなシーンが満載でしたが、この二人、まだただの同期なんですよね……。
付き合い始めたらどうなっちゃうの?!
原作を知らないと次が全くわからないので、ドキドキ倍増です。
素敵な次回予告にワクワクしつつ、第2話も楽しみにしてます!