マガジンで連載中の『英戦のラブロック』1巻の感想です。
突如人間に驚異的な力が備わり、平和をもたらした人々のことを英雄と呼び、力のない群衆(モブ)は彼らを称えた…
的な始まり。
1話を読んだらみんなが思うこととしては、「なんだ、ヒロアカじゃん」ってことだと思います。
私も最初は思いました。
でもヒロアカとうまいこと住み分けたなというのがあって、それは主人公は平和の基礎を築いている英雄たちに相対する側のヒーローとして活躍する、ところ。
『ヒロアカ』では語られなかった暴走する正義の姿を前面に出しているところが「ちょっとマガジンっぽいな」と思ったり。
例えば、『ヒロアカ』の雄英高校の先生方が「急にヴィランから街を守るの嫌になったなぁ~ なんか見返りがあればなぁ~」チラッ
ってなったら必ず平和を保つための捧げものが何かが存在してくるはず。
そう、いわゆる平和をもたらす為の犠牲って必ず世の中に存在していると思うんです。
最近の作品だと、『約束のネバーランド』なんかがまさにそうかな。
我々の世界でもそうですから、ヒーローが存在する世界ならなおその秩序(ヒーローがヒーローであること)を守るために必ず正義のための犠牲が存在しているはずなんです。
今作の『英雄のラブロック』はそこにフォーカスを当てています。
世の中を守るんじゃ! という正義と、
自分の好きな一人の女の子を守るんじゃ! という主人公の正義がぶつかります。
あとはどうでしょ、「超能力バトル物」として、『ヒロアカ』にどの程度差別化ができるかが勝負ってところですかね~。
主人公の能力も王道の炎ですし、今後どうなるかは期待。
通ぶれる一言
指パッチンで服がぶっ飛ぶ力はほしいよな