人狼ゲーム×ミステリー×ガンダム
というてんこ盛りの漫画の感想です。 ミステリー×ガンダムまではぎりぎり想像できるけど、そこに人狼ゲームも入れてきたのは普通にすげえな、と思います。
しかも安心の宇宙世紀もの。
以下、ネタバレなしの感想です。
舞台は宇宙戦艦。そこをクローズドサークルにするのにあたってうまいシカケだよなぁと思ったのが、
登場人物がティターンズの特務部隊なので見方からの援軍が期待できず、エゥーゴやアクシズの影響下で漂流している。
という、(ミノフスキー粒子もあるし、やばいやん)てなガノタとしてすんなりいけちゃう設定ですね。
まぁ、正直言って、1巻では「クローズドサークル」で事件が起こったんだ!! っていう導入にとどまってますからまだキャラクター同士の関係性もつかみきれないな、というところはあります。名前も難しいし。
2巻が3月26日に発売、ということで1,2巻を読んで読者もキャラクター同士の関係性に深く入り込めて行けるのかな。
肝心のMSは
いわくつきの主役機、ガンダムMk-Ⅳ”ウェアヴォルフ”の活躍は短いながらもかっこいいっす。インコムつえー。『バトオペ2』で何度か使ってますが、作品が進むにつれてウェアヴォルフの活躍も出てくるでしょうから、ぜひ参戦してほしいところではある…
話変わるけど、ガンダムMk-Ⅳのwikipedia書いた人、せめて2巻が発売されてから更新してくれ~ ネタバレやん。
他にも「ペイルライダー2」とか「百式改」がちょい役で出てくるのがオツですね。
ガンダムは漫画がアニメ作品の補完的、MSV的な役割をやってくれていて、おそらく両方ともすでに長く連載されている漫画作品ででてきているんでしょうけども、
自分はあんまり長期連載している作品は読んでないので、こういうところでMSVなMSが出てくると嬉しいです。
なんでもやれる「ガンダムシリーズ」
今回の『ウェアヴォルフ』のようにミステリ要素を絡めるやつもあれば、『ガンダムピューリッツアー』のようなドキュメンタリー作品もありで、まだまだいろんな作品が作られていきそうです。
とりあえず、今週末の2巻に期待。