ぼさっとしてたら感想を書くタイミングを逃しまくっていたので、
5話「氷の瞳に映るのは」と
6話「鬱陶しい歌」
いっぺんに感想を書いちゃいます。
この2話で着火後、すぐに燃え上がって一瞬で燃え尽きた強化人間のエラン・ケレスくん
強化人間との関わりは『Ζ』以降、ガンダムの物語の中の重要なポジションを占めるポイントですが、
1話で早速オールレンジ攻撃を主人公機が惜しみなく使ってきたように、『水星の魔女』は序盤で一気に使ってきたな、と感心します。
この物語上の疾走感は、youtubeを倍速で見る人たちをターゲットにしてるだけあるよなと感心します。
『Ζ』の話が出たから引き合いにだしますが、1話では主人公カミーユはΖガンダムはもちろん、ガンダムMk-2ですら乗ってないですもんね。
多分こんなにちんたらやってたら現代であれば1割切り待ったなしでしょうし。
当初、主人公スレッタを奪い合うんじゃないかなんて思われてたエラン・ケレス君が一瞬で退場してしまったことについては、物語の速度を上げるためにはやむなしだと思うんですが、
でもキャラクターに思い入れが持ちにくいよなという思いがあります。
今後の物語上で「本物」と主人公たちが対峙するってときに
「お前はー! あの時のー!」ってなりにくいのがちともったいないかなと。
(かといって、サブシナリオで保管するってほどでも登場人物たちの関係性が育ってるってわけでもないから困りもの)
一方で、主人公機、エアリアルとスレッタの関係性にかなりアヤシイ雰囲気が漂ってきたのは期待できます。
スレッタの兄弟姉妹なんじゃないか説、これはかなりゾクゾクしますね。
「当事者はいたって真剣な、ごっこ遊びの決闘」
「子どもたちをコマのように扱う大人たちの思惑」
という対立構造を全て包む母の復讐劇がどこまでブラックになるのか…