かなり間が空いてしまいましたが、(半年以上……)
こちらの記事の続きです。
朝霞市と和光市の市境を流れる越戸川。
越戸川にかかる、日の出橋を超えて和光市側に入ります。
橋の名前にしては適当すぎるから、昔からあった橋ではなさそう。
和光市道226号線。
うーん、こっちも決して道路としてはよくない条件。
これもすれ違うにはかなり厳しい道路幅。自分の車であれば絶対に運転したくありません。
このエリアの成立の過程としては、
わくわくワゴンの記事で述べたような70年代に急開発された名残なのでは、という感じがします。
正直にいうと、川を渡ったところにこの「わこば」の停留所を設置すれば、根岸台7丁目の交通空白地区というのは消えるのでは、なんて思ったりしていたのだが、
あまりにも道が狭いので停留所の設置は難しそう。
後は単純に住民の方の流動の問題もあるのだろうし、他の自治体のコミュニティバスの停留所を
「オイテクダサーイ」なんて言えないというのもあるでしょう。
(個人的には、わくわくワゴン ねぎし号の運行経費でなんとかわこばの停留所を作ってもらったほうが広域的に見ても利便性に寄与する感じがしなくもないが……)
最寄りの停留場「上谷津ふれあいの森」を目指して北上します。
途中、公園のようなものがあったので、この辺りかな?と思っていましたが、
なかなか停留所が発見できず。
まさか見逃した……? なんて恐る恐る先に進むと、
停留所は大きく曲がった先にあった。
停留所「上谷津ふれあいの森」(かみやつふれあいのもり)
写真奥には外観自動車道が見える。
写真左は斜面になっているのだが、ここがふれあいの森のようだ。
バスが到着。
朝早い便だったが、乗客は他にも何人かいた。
ハイエースタイプだが、中には次のバス停を知らせるLED電光幕が設置してあり、
走りはじめたわくわくワゴンよりもしっかりした、本格路線であることを唸らせるつくりだった。
(乗客が結構乗っていたので、社内の写真はありません)
道中、停留所「新倉高齢者福祉センター入口」から1名乗車。
この停留所はアトム薬局という調剤薬局の軒下にあり、椅子がいくつか出ていて、
座ってバスを待てる環境だった。
地域に根ざしている小売店というのは、口でいうのは容易くても、こうやって本当に協力しているお店はなかなかいない。立派な薬局だなぁと思う。
バスを座って待てる環境は結構重宝しているらしく、埼玉県では
「バス待ちスポット」という登録制度を設けて、そういう偉いバス停をリストアップしているようだ。
すべての乗客が和光市駅南口で下車。
一名は乗り継ぎ券を発行してもらっていた。
和光市のコミュニティバスはハイエースからポンチョまで揃っていて、
市内をくまなく網羅しているものの、結構距離が長いのでなんとなく気軽に乗れない感じがしますね。