5巻感想です。
作中でも壬氏によって言及されていますが、読者の我々はあんまり猫猫の過去について知ってるようで知らないですね。
”悪”の存在もうっすらと見えてきた5巻感想、さて行ってみましょう。
以下ネタバレありの感想です。未読の方はご注意を。
第19話 遺言
三兄弟に残された父の遺産をめぐる謎のお話。
ここまで王道の薬系のものが多かったけれど、今回はケミカルな謎解きでした。
薬屋が科学者でもあった中世を思い出させますね~
今回の謎の解き方が一番面白かったです。
「はんだ」が溶けて鍵になって・・・ 中学校の技術の時間以来触っていないので久しぶりにあった友人のようです。
(余談ですけど、今の中学生はマイはんだごてを学校で買わされるらしいですね。いらないでしょ…)
羅漢 is 何者
こいつが物語のラスボスっぽい臭いがぷんぷんします。
おそらく猫猫のことを狙っているのは間違いないってところで、かなり卑劣な手を使って襲ってきそうな予感。
壬氏とも何やらワケありっぽいですし。
梅毒に侵された(?)、女性、たぶん猫猫の母親なんだろうな、ってところですが、
これもまた羅漢がかかわってそうな事案っぽい。
翠苓 is also 何者
軍部の官女の美人のお姉さんですが、薬にも造詣があるっぽいっすね。
彼女もまだまだ顔見せ程度での登場なので、怪しさ満点ではありますが…
彼女が植えている「蘇りの薬」が猫猫を驚かせる理由は、そしてなぜ「朝顔」を植えると宣言するのか?
翠苓と猫猫はなんか対立しそうな雰囲気ありますね。
5巻ラストはこの漫画に似合わぬアクシデントの予感。
猫猫走らせるぐらいだし。
壬氏、暗殺されてしまうんでは??
ってことでどんどん次行ってみたいと思います!!