6巻感想です。
以下ネタありの感想です。未読の方は注意~
第二十四話 朝顔の女
ここで『薬屋の独り言』第1章、完。 といったところでしょうか。
塩分過剰摂取から、魚の毒、そしてはんだ職人の一件までよくぞ繋げた、という感想がまず最初に来ます。
壬氏の暗殺に一体何人の人が犠牲になっているのか?
そもそも壬氏の正体って一体何者なんでしょうか?
少なくとも25歳の壬氏ではなく、本当は19歳の何者かである、というのはわかっては彼自身の口から語られました。
宮中に壬氏として潜み、何かを成し遂げようとしている?
『ガンダム』も「origin」でそれまで詳しく語られていなかったシャアの過去がわかりましたが、それと似たようなシカケと予想。
そして朝顔の女こと、翠苓が行方くらましちゃいましたね。
彼女が言っていた「蘇りの薬」を彼女自身が使って姿をくらましましたが、やはりここまでくると
壬氏の本当の正体がますます気になります。
彼は暗殺されかけるほど何かを持っているわけですから。
そして第二章が始まる
玉葉妃ご懐妊か…? で二十五話がスタート。
このゆるやかな出だしがいいですね。猫猫のいうとおり後宮のパワーバランスが崩れれば(一見)安寧な周囲もどうなるかわかりません。
(まだ序章すぎてどういう展開になっていくのかが想像できませんが)
李白の白鈴小姐身請け話もなんかいい話で小さく収まりましたが、ここでもちらつくのは羅漢。
猫猫も壬氏を助けに神事の最中に突っ込んでいくアシストをされてしまったので、”貸し”を作ってしまいましたが、
しっかし6巻になってもなかなか尻尾を表しませんね、コイツ。