池袋のアニメイトをふらふらしていたときに目についたので、思わず衝動買いしてしまった漫画です。
名前のとおり、ご当地物漫画に、異世界転生(転生してくるほうだけど)要素がまじってきた作品。
新潟の佐渡、一度は行ってみたいよなぁと思いつつ、たぶん10年以上思ったままなんですが、この先の人生で必ず行くつもりなので予習としても読んでみました。
異世界転生×ご当地モノ はなかなかよい
ご当地モノ漫画の鉄板として、外から来た人物がいかにその文化に大げさに驚くか、というものがありますが、
(まさに今アニメやってるこれなんかそうですよね)
とはいえとはいえ、あんまり大げさに驚いても
「いや、そのぐらいは知ってるだろ……」と興ざめしてしまう自分がいます。
しかし、登場人物が県外でも外国でもなく、「異世界から来た」のであれば、話は別。
たったこれだけのシカケで興ざめすることもなく楽しく読めちゃう自分がいる。
「なんで日本語読めるんだよ」というつっこみも
異世界で話されている言葉が日本語とほとんど同じ言語だったから、という設定さえ作ってしまえばこっちのもの。
佐渡のバス、フリー乗降制なんだ
第4話で主人公ロゼと紗菜がバスに乗って移動するシーンがありますが、
そこで描かれているのが佐渡のバスは「フリー乗降制度」を採用しているということ!!
この記事ではフリー乗降制には懐疑的ですが、佐渡のような地方でやるにはもってこいの制度でしょうね。
しかしながら、佐渡でバスを運営する新潟交通のHPを見てみると、
多くの支線で「前日までの予約」だったり、「土休日運休」だったりと……
うーん、物流の24年問題+人口減少で離島のバスは厳しい時代が続きますね……
しかし、土休日運休のバスが多いと、佐渡に休みの日に観光に行ったらレンタカー借りないと回り切れなさそうですね。
かんずり食べてみたいけど……
佐渡の名産じゃなくて、作者のおみなえし先生の故郷、上越市(妙高)の名産じゃないっすか!!笑
このパッケージ、実家で一度見たことあったかも……ぐらいの距離感なので、
なんかここまで推されていると一度しっかり食べてみたいかも……
ということでさくっと読んだ1巻でした。
気になるところとしては、ロゼが自分のいた元世界をかなり恨んでいるということ。
いつかこのときの暗黒な気持ちが何者かによって再び目覚めてしまうことがあるんじゃないでしょうか……