7月にアプリで92巻まで無料公開してたじゃないですか。自分、28巻で止まってたのでいっきに読んでワンピース熱再燃してました。
正直最初は映画公開されても観に行くつもりはなかったんですけど、職場の人が「めちゃくちゃよかった」と言ってたのでじゃあ…って今日観てきました。
はい、よかったです。
興行収入めっちゃいいってニュースになってましたけど、これは確かにウケるなと。
今日の映画館もかなり人が入ってました。すげーわ、ワンピース。
以下、ネタバレありの感想です。まだ観に行ってない方、ぜひぜひ。
ワンピースを追ってきたものとして「見たいけど見たくない」ものの上位に来る、「ルフィとシャンクスの共闘」なんですが、それと同時に
「でも二人にはまだ再会してほしくない」って相反する気持ちがあるじゃないですか。
「ルフィとシャンクスの共闘、ただし、会わせないようにする」
これを実現させたのがすごい。
現実とウタが悪魔の実の能力で作り出した世界で同時にアクションを起こすことで二人を平行に共闘させる…
いやいや、見事でした。
実際、異なる世界線を行ったり来たりで魅せる作品って描き方が難しいじゃないですか。
それをワンピースならではの登場人物の差と、映画ならではの映像美で世界線の切り替えをわかりやすくしていくのが見事だなぁと。
共闘のきっかけを作ったのがカタクリとブリュレ、ウソップとヤソップという家族であったことも好き。
ウタとシャンクス自体には血のつながりはなかったとしても、今回のテーマである「家族」というのにぴったりでしたね。
「歌」が今回の作品のような使われ方、大勢に影響を与えることについて、アニメ(サブカル)界隈としては、やはりマクロスシリーズの功績はあるよなと思いました。
今回の映画の視聴者層がどれほどマクロスシリーズを知っているかどうかはわかりませんが、マクロスシリーズの功績あってこその今回のシカケが成立したよなとも思います。