新宿バルトナインで観てきました。
大人の方が多かった印象。我々には子供がいないので、現役世代は現行戦隊抜きの映画に興味があるのかは謎。
やっぱりルパパトが大友に人気の作品だったんだなぁというのを痛感しました。まぁ、見にきてる我々もそうなんですけどね。
以下ネタバレあり!
作品のベースはキュウレン
ドンアルマゲの影武者のドンアルカゲを追って、平行世界からキュウレンジャーがルパパトの世界にやってきます。
ラッキーのペースに終始乗せられっぱなしの圭一郎先輩が今作一番の見所です。
ちょとつ自分とは違う考え方の人間との交流で、人として、ヒーローとしてどんどん魅力的になっていきますよね、浅香圭一郎。スペシャル番組でのジュウオウイーグルとの関係もよかったし。
ほんと当たり役だと思います。
ラッキーが無鉄砲に敵にぶつかっていった真相を圭一郎先輩が聞かされてはっとなるシーンとかも、よくできてたと思います。
スパーダ スティンガー ハミィちゃんは三人で行動してましたね。
恐竜やでご飯食べててまして、「これはEDダンスの祖であるアバレンジャーへのリスペクトだな」って勝手に解釈しました。
カジキイエローの名乗りは史上最「高」でした。ルパンブルーに「声が高い!」って言われてたのわろた。
BL団のナーガとバランスはジュレの三人の誘拐にも関わってて、一番交流あったかと。
予告状の出しあいは燃えましたね。
ジュレの三人がパトレンジャーに変身して戦うも、あんまりうまくいかずってのも新鮮でした。
なんとなく別のヒーローに変身してもうまく戦える連中がおりますので、「攻撃・防御重視だからウチらには向いてないよ〜 」ってうみかちゃんのセリフに関心してしまった笑
オオカミブルー オウシブラック ワシピンク コグマスカイブルー ショウロンポウは遅れて参戦です。ルパパトメンバーとの絡みあんまりなし。
ガルとチャンプはその中でも特にない。スパロボでいうといるだけ参戦のキャラでも一応ラスボスには固有セリフ用意してるよ、みたいな感じです。
つかさ先輩の話題
コタロウ君は「しばらく見ないうちに大人になりやがって…」感ありましたね。
コタロウ君と我らがつかさ先輩の絡み(意味深)見たかったけど、互いの戦隊の常識人枠として少し話すだけだったのはもったいなかったなぁ。
ラプターが戦闘中、女子会をジュレで開く妄想をするんですが、女子会でのコイバナで盛り上がる中、つかさ先輩が「破廉恥だぞ!」とか言って照れてるのは萌えた。
その妄想でのつかさ先輩の服装はファンブック『ハルカズサ』で着てた結構ぶりぶりな格好なので、あの格好は本編未登場では? とにかくつかさ先輩かわいくて好き。
ハルカズサ 工藤遥&奥山かずさ ビジュアルブック VS I LOVE YOU MORE!!!: 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー (ハイパームック)
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(まだ読んでない人は読んでくれ…!!)
戦闘シーンはふつう
キュウレンで実験的に始まり、その後のルパパト、特にルパンレンジャーの戦いのカメラワークはすんげぇ〜!!(CV田中真弓)でしたが、今回のは人数の問題もあるんでしょうけど普通です。
普通の普通。
ただし、ロボット戦で「バーサス! スーパー戦隊」が流れたのはよかったですね。
どんな曲だっけ? って人はつべで見てみてください。ゴセイジャーの前にやってたよね。過去のVSシリーズをテレビ放送してたやつ。録画してみてた記憶あります。関東ローカルだとは知らなかった。(ちなみにメガレンVSカーレンが好き)
ダンスするモネめっちゃかわいいわ。お嫁さんにした日テレのアナウンサーうらやましい。
三シリーズ・四戦隊の共演!!
ラスト戦闘シーンだけ、『動物戦隊ジュウオウジャー』からジュウオウザワールド/門藤操ことみっちゃんが参戦!!
これによって、ルパパト、キュウレン、ジュウオウと3つのシリーズからVSシリーズにでたことになるわけです。
これは
以来でしょう。(ここで出てきたハリケンレッドは敵のまやかしだったけどね笑)
3戦隊が勢揃いのシーンでも、ジュウオウザワールドが出ることがバレないために、一旦19人だけ写してカメラが止まり、カメラが再度動いてみっちゃんも映るっていう小粋な演出笑
変身パンクもちゃんと用意されてますしね。
しかし、
本・当・に何の脈絡もなしに出てくるので、
3戦隊とも(なんやこいつ…不気味だしかかわらんとこ)って感じでほとんど絡みなしです。もう本当の本当にない。
結局バトル中に走り去っていき、そのままフェードアウト。
最後のルパパトとキュウレンのお別れのシーンにて、その片隅で体育座りしているけど誰にも触れられず、そのシーンでもいない人扱いされているっていうね。
残念ながら当然の扱いとも言える。仕方ないね。
…まあ嬉しいんだかさみしいんだかって感じですが、でもこのVSシリーズでは前述のとおり三シリーズの交流ってのはないので、新しい取り組みであり、お祭り作品らしく面白いなと思います。
こういう扱いかたするなら、トッキュウ6号みたいな風来が似合うキャラでもよかったかもしれません(なおすでに現役世代にとってトッキュウジャーは兄や姉が見てた作品扱いな模様)
事実、ちびっこたちにはかなり受けたようで、ワールドが出てきたときも笑い声ありましたし、映画が終わった後もお父さんお母さんに「なんでジュウオウジャーでてきたの〜??」って笑って話してたのもあったので。
まとめ
お祭り作品だけあって、非常に楽しめた1時間でした。大友的にはもっと長くてもいいのになぁって毎回思うんですけど、このぐらいの若干の物足りなさを感じるぐらいがちょうどよいのかもしれませんね。
キュウレンジャーのキャストたちは一年間のブランクを物ともせず大暴れしまくってくれたので本当にうるさかったです笑
ちなみにエンディングのキュータマダンシングが一番やばい
これのためだけに見てもよいといっても過言ではない
なんてこった、これが怪盗×警察×救世主か… って。