キングオージャーも佳境になってきた年末、まさかの朝5時に第48作品目のスーパー戦隊作品『爆上戦隊ブンブンジャー』が解禁されました。
◥◣◥◣情報解禁◢◤◢◤
— テレビ朝日宣伝部 (@tv_asahi_PR) December 21, 2023
2024年の
スーパー戦隊シリーズ最新作は
【クルマ🚗】✖【つくる🔧】が
モチーフのスーパー戦隊👏
自分も時代も“バクアゲる”💥
クリエイティブなバクアゲヒーロー
『#爆上戦隊ブンブンジャー』誕生‼
📺2024年3月3日(日)スタート
📺毎週日曜 午前 9:30#ブンブンジャー pic.twitter.com/FKlMkLjymi
ファーストインプレッション
としては、
かなりスタイリッシュに攻めてきた…!
ってところでしょうか。
キングオージャーは王の名に恥じない豪華絢爛さや、初期戦士の色で紫を使っていたり、
ドンブラザーズは戦士によって造形違うし、そもそも黒と桃のサイズ全然違くないか?!
ゼンカイジャーはゴレンジャーを初めてレジェンド戦隊モチーフが散りばめられていて
ビジュアルから「情報量、デカっ!!」
ってのが攻めてきました。(おまけに言えばキラメイジャーもキラキラをアピールするために華美なビジュアルでしたよね)
今回のブンブンジャーのキーイメージ? は直近シリーズから比べると
引き算されまくってコア要素のみ残した という印象を抱きました。
戦士は赤・青・桃、スマートなレーシングスーツ、渋いクラシックカー
背景は朝焼け(だから朝5時に発表だったのね)
このベースのみ準備されている印象が、
『ブンブンジャー』の重要なキーワードっぽい、
「クルマ」×「つくる」の「つくる」に効いてくるってところでしょうか。
仕事で特撮のメインターゲットである未就学児とその領域に関わること多いんですが、やはり子どもたちにとって「つくる」という要素は普段の生活や遊びの中で必要なのかな、と感じます。
『ドンブラ』、『キングオ』と上質な作品を子どもたちに「みせる」を叶えてきた戦隊にとって、子どもたちスタートの「つくる」を作品のモチーフとしてぜひ物語に反映させてもらいたいですね。
もうかなり前の話ではありますが、『ジュウオウジャー』の際にマインクラフト流行ってるからってことでロボや変身グッズをキューブ型にしましたけど、
マインクラフトのガワだけ取り入れても意味ないよ~ って感じだったので!笑
ロボットに期待したい
実際のところ、ここ2作品はロボットやメカの扱いが弱めでしたよね。
ドラマで魅せてくれるのは30代夫婦にとっては「ありがてぇ…」ってところなんですが、
同時に聞こえてくるのはやっぱり「玩具の売り上げが…」という世知辛い話。
大人向けのグッズも充実してきましたが、とはいってもやはりメインターゲット層である未就学児に届いてもらいたいところ
「王様」も「桃太郎」も物語モチーフなので玩具なしでも成立しちゃうわけですが、
「クルマ」モチーフをメインに持ってくれば、ロボットなしでもOK、というわけにはいかないはず。
ここら辺は東映も本腰入れてきたね、というところでしょうか。
富岡淳広氏も『ポケモン』『ダンボール戦機』『イナイレ』そして『ヘボット』と数々の作品の脚本に携わってらっしゃるというところで、作品と玩具の付き合い方も太鼓判な感じします。
さてさて、どうなる『爆上戦隊ブンブンジャー』
毎年のことですが、いろんなものの期待を背負っての新番組ですからファンとしてもなんか緊張してきます。
意外と楽しみなのはベテラン枠ですかね。次はだれが出てくるのか楽しみです。