今年26本目の映画です。
劇場で公開されていたときに、観に行くかいかないかって話になり結局見に行かなかったんですが、アマゾンプライムで観ちゃいました。
ゲームも少しやってましたが、ハマるまでには至らず。
地球防衛軍やりながら大阪城地下回しまくってたぐらいで止まってます笑
ゲームの映画化って、どうせ色モノしょ? と思われている方多いと思います。
私もそう思ってたのですが、観てみるといやはや、しっかり話作りこまれていたなという印象。
最も言いたいことは、題名の通り。
※なのであんまりあの俳優がイイって話はしません
以下ネタバレ有りの感想
「信長が生きていたら?」
「信長が生きていたら」というのは「ミッドウェー海戦で勝ってたら」ぐらい手垢のついた歴史のIFだと思うんですが、
実際手垢のついた、なんて言い切ったものの、信長が生きていたらどうなっていたのか? って意外と説明できないなと。
史実では秀吉が成し遂げた中四国・九州平定もサクっと終わらせていて、秀吉以降の鎖国政策を取らずに貿易や対外戦争をもっとやっていた…
なんてのはよく聞く話ですが、
今作のように「死んでなかったのに第一報のように死んだことにされる」
こういうミクロなIFにも繋げられるよなってのはかなり驚きでした。
(ここから下、ガチのマジでネタバレあり)
天下を夢見てしまった秀吉に安土城で信長が討たれる…
さすが小林靖子だよな、としかいい様がない!
ちゃんと信長が光秀に討たれるように歴史修正主義者から歴史を守るために過去へ移動する一行。
しかし、歴史修正主義者によって生き永らえさせられた信長をなぜか助ける三日月宗近。
「えっ?」ってなるんですよね、これが。
お前、歴史修正主義者の仲間だったんかーい、みたいな。
信長は本能寺で死なないのが正史と知っているのは、
今作の主人公でもある三日月宗近だけなので、他の刀剣男士と同じように、私たち視聴者たちも「こいつなんなの???」となっちゃうのがすんごい気持ちいい。
やっぱり山本耕史はナンバーワン
話それますが、
私たち夫婦の出会いのきっかけにもなったのが何を隠そう大河ドラマ『新選組!』なんです。
だから今でも『組!』に出てた役者さんを呼ぶときは「(隊士名)でしょ?」ってなったり。
超絶肩入れしますが、信長役、山本耕史はやっぱり安定感あるよな~~
大谷採掘場での目が覚めるシーンも山本耕史がやるだけで不自然になってないのでセーフ!笑
一つ欲を言えば
ラストシーンで主役級の6人+α以外の刀剣男子も勢ぞろいするんですが、人を揃えられるのであれば、ちょっとスケジュール調整を頑張って総勢XX名で大立ち回りしてほしかったな、という気持ちがあります。
スポットライトが少数に当たってしまうのは映画としてはやむを得ないとは思うんですが、『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』な活躍を特にファンの皆さんは見たかったんじゃないかなと思います。
刀剣男子の服装も煌びやかで映えるし。
ってことで、アマゾンプライムビデオのトップページにのっかってくるだけあって(これが私のアカウントだけだったらごめんなさい)、
面白かったなと言える映画でした。