今回友人が「ガルパン見にいこうよ」と誘ってくれたので、みに行ってきました。
短い映画なので1200円なり。
実は私、『ガルパン』ってちゃんとみたことなかったんです。
大洗にはドライブで2回ぐらい行ってるのに、TVアニメも1・2話とカチューシャと対決する回、お姉ちゃんと対決する回 ぐらいしか見たことないという感じでして。
だからこの後、今回見た第2話を含め、色々とガルパンの話が出てくる記事ですが、キャラクターの名前とか学校名とか全然覚えてないので、ご容赦ください。
もちろん、dアニメストアで今回の連作第1話と劇場版を映画を見に行く日に視聴。
いろんな人に言われましたが、第1話は見ないと話についていけませんね笑
見てよかったです。
以下ネタバレあり。
仲違い戦法は感心した
リーグ戦の初戦の相手はフランスモチーフのBC学園でした。フランスといえば革命の国。「民衆と貴族」というわかりやすいモチーフがキャラクターの設定だけではなく、ちゃんと話のスジに噛んでいるのは素直に面白いと思いました。
『ガルパン』はアクションシーンで話が進んでいく感じでしょ?
ってなんとなく思っていたんですが、こういう戦略を使って戦っていく(そしてその戦略も国家のイメージを上手に利用できている)もんだな〜って。
統合したばかりの二つの学校出身の隊長たちの「本心では味方を信用してないから」という気持ちをうまく利用され、同士討ちをさせる。
まさに相反する二つの陣営が急ごしらえで一つになった という装置があってこその戦い方だったと思いました。
知波単学園の成長っぷりに涙
前作・劇場版と何かと突撃ばかりしてる知波単学園と2回戦目で戦うわけですが、おさげの女の子の参謀としての成長が大洗のメンバーを苦しめるまでに至ったところが見ててやるなぁって感心しちゃいました。
あえてマークⅣを突撃させ、撃破させることによって、知波単学園が今回は違うぞ! ってのを見せつける演出もいいですよね。
(密林の機動戦であきらかにマークⅣは不釣り合いだからさっさと舞台から降ろされたって考え方もあるでしょうが)
よく「将軍はアメリカ、将校はドイツ、兵は日本」なんてジョークがありますが、そう、あのおさげの女の子のような参謀とそれを素直に聞いてくれる隊長さえいればチハたんたちだって活躍できるわけなんですよ!(涙)
それと、特二式内火艇が大活躍していたのは個人的にはすごい嬉しかったです。まさか出てくるとは思っていなかったので。
特二式内火艇って、私が昔読んでた太平洋戦争の本だと波打ち際で破壊されてる写真かなんかが載ってて不運のメカって感じがしてたので、あんなにグイングイン動かせてもらって内火艇もあの世でニッコリしてるだろな〜 って感じで。
現代のMBTとは違い、WW2までの戦車は勝ち負けが明白なものが多く、「戦車の性能はよかったが国力で負けていた」「アイディアはあったが実現できずじまいだった」って戦車がある中で、こうやって平和な世の中で一種の娯楽としてそれらが活躍できてることはいいことかなと思います。
特典の生フィルムはクソすぎてここに載せるのすら恥ずかしいのでやめておきます。