10月1日でちょうど働き始めてから半年経つ社会人の皆様、お疲れ様です。
働くのクソだよね。私もそう思います。
でも働かなきゃいけないのクソだよね。ほんと。
私の弟もこの春大学を卒業し、晴れて社会人として頑張ってます。
そんな弟に最近とある出来事があり、それについて考えたことを書いてみようと思います。
財布を忘れて遅刻した弟
弟が先日、財布を忘れて(定期券を忘れて)電車に乗れず、遅刻したらしい。
どうやら、就業開始時間には間に合ったようだけど、取引先へ朝一番で行かねばならなかったらしく、その準備だなんだで早く会社についていたかったらしい。
結局親に連絡して、駅まで財布を届けてもらったようなんです。
忘れるということは誰にでもある
弟どんまーい、って感じです。
私も働き始めてから大分経ちましたが、忘れ物はします。手帳とか水筒とか。
とはいうものの、財布は忘れたらちょっと困りますよね。
そのために定期入れを使って、財布を別にしている人も多いと思います。
これも、「財布を忘れても定期だけあればなんとか目的地へ行ける」というリスク管理の王道の仕組みです。
よし! リスク管理しようぜ!!
一つ失敗したら、次起こらないように努力したらいいんですよ。
二度と失敗しないようにってのは実際理想論すぎると個人的には思うので、「次起こらないように努力する」ぐらいがちょうどいいと思います。
てかリスク管理って何?
自分もかっこいい題名にしようと思ってリスク管理という言葉をひっぱってきましたが、よくわかってなかったので(おい)ググってみました。
「危機管理」と「リスク管理」の違い、分かりますか? | 観光危機管理考えるプロジェクト
「リスク管理」(Risk Management)の基本は、想定されるリスクが“起こらないように”、そのリスクの原因となる事象の防止策を検討し、実行に移すことです。リスク管理では、想定されるあらゆるリスクを徹底的に洗い出し、そのリスクが発生したらどのような影響があるかを分析します。そして、それぞれのリスクについて発生を抑止するための方策を検討し、影響度の大きさに従ってプライオリティをつけて、リスク防止策を実行します。つまり、究極のリスク管理は、想定されるリスクを予め抑え込んでしまうことと言えます。
だってさ。
今回は「出勤時に財布を忘れる」というリスクをどうすれば「未然に防げるか」という観点から話を進めていきたいと思います。
急に結論から言うと、カバンにもう一つ財布があれば大丈夫じゃん。で終わりなんですけどね。
財布を忘れたときの影響とは何か
1.『電車に乗れなくなるので、会社に遅刻しちゃう』
2.『免許も入っているので、忘れると運転できない』
3.『ご飯食べられない』
ぐらいですかね。ただし今回は免許の話は抜きます。免許忘れたら運転できないのは法律で定められてるので、リスクとかそういう問題じゃねえぞ。って感じします。
ということで、財布を忘れる ということのリスクを分解すると、二つになるわけです。
もちろん、影響は1が大きい。ご飯は食べられなくてもなんとかなりますし、先輩や同僚に素直に言えば「馬鹿だな~w」で貸してもらえるからです。
ここまで書いてあれですが、「財布を忘れないようにするにはどうしたらいいか?」を論じるのは地味だし、面白くないので、
1と3を「リスク」というカテゴリーから排除してしまうか、微々たるリスクまで落とし込む
ほうに考えてみたいと思います。リスクがリスクでなくなれば究極のリスク管理でしょ。
リスク言いすぎてゲシュタルト崩壊してきた。
財布を忘れても、それが水筒を忘れたときにコンビニでペットボトル買ってリカバリーするような感覚にすればいいんです。水筒は取りに戻らないじゃないですか。
令和は財布を忘れてもなんとかなる
実際、仕事へ向かうにあたり、財布を忘れてしまった場合はどうしたらよいか?
一番確実なのは、先ほど申し上げたとおり、少しお金を仕事用のカバンや、あるいはデスクに入れておく。
しかし、私(たち)のようなずぼら人間にとっては、こういうリスクのほうが出かかったりしませんか?
・その日だけカバンが偶然違っていた
・前に忘れたときに補給しなかったので全然お金がない
はい。そこでスマホ×キャッシュレスなんですよ!
早い話が、
モバイルsuica入れておこうよ
何とかpay入れておこうよ
に帰結するわけです。
冒頭に話した弟も、せっかくiPhone8使ってるんだから、モバイルsuicaさえ登録していれば、財布忘れたけどセーフ。電車に乗れますわ。
だったんですよね。
なんとかpayも入れておけば、最近はどんなお店でもなんとかpayの営業マンの努力のおかげで使えるようになってるので、まず困らないでしょう。
還元もしばらく続きそうですし、お財布にも優しい。
この二種類であれば、まず持ち運ぶスマホを気分で変える人はいないでしょうし、オートチャージ機能を使えば予備財布に補充し忘れた、なんてこともなくなります。
無敵の仮想財布ができちゃうわけですね。
電車に乗れれば/飯が食えれば 財布を忘れてもあちゃ~程度の小さい失敗で終わるわけですから、ぜひ導入してみようぜ。
まとめ
ということで、「財布を忘れる」というリスクをどう軽減していくかについて語りました。
チームずぼらは「どうしたら〇〇にならないようにできるのか?」よりも「実際に〇〇しちゃったときに困らないようにするにはどうしたらいいか」で動いたほうがきっといいと思います。
半年たったとはいえ、まだまだ慣れないことばかりでしょうから、先回りのリスク管理というのは実際難しいところがあると思います。
繰り返しになりますが、リスクを小さくしていくことでつまづきからすぐに復活できるようにする。
ことを念頭にがんばりましょう。
今回はそのためにスマホにゲームアプリだけ入れるんじゃなくて、便利グッズとしての性格も持たせよう という感じで話しました。
こういう、印鑑忘れに対応するグッズも世の中にあります。これならスマホケースや手帳に挟んでおけば仮に印鑑を忘れても、忘れたことで困ることはないですよね。
ここまで書いて、弟に「モバイルsuica入れなよ」って言ったら「クレジットカードない」と返ってきました。
おいおい、弟(を含む新社会人の皆さん)、さすがにもう半年たってるんだから、
クレジットカード、1枚は絶対持ってないとだめだよ!