オタク夫婦の「○○が好き」

30代オタク夫婦の語り場です。漫画・映画の感想がメイン。特撮と世界一初恋とBANANA FISHもアツい。そんな夫婦です。

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エメラルド春の号2023『世界一初恋』感想

4/28にエメラルド春の号が発売されました!

純ロマ刊行20周年&セカコイ刊行15周年という周年記念イヤーなわけですが、今回は春菊先生の『海ニ眠ル花』も開催されるということで、とっても豪華……!

表紙は高律の爽やかなイラストで、春の清々しい感じとマッチしてますね!

二人ともネクタイをストライプ柄で揃えているのとても良い。

 

ということで、以下ネタバレ感想です。

 

 

 

今回は『小野寺律の場合 no.36』でした!

夏の号ぶりの掲載です。

no.35は恋に堕ちるまであと5日でしたので、物語もだいぶ佳境といったところです。

今回は二人の高校時代についても言及されていました。

織田律時代の律の気持ち・行動について描くことで、今の律がどうして高野さんのことを好きなのか・どのくらいの想いを抱いているのかを再確認することができたエピソードだったと思います。

嵯峨律は基本的に一話完結もしくは回想シーンにしか出てこないのですが、0日に向けてこれまで以上に重要度が増してきた気がするので、一度嵯峨律エピソードについてまとめてみようと思います。(コミックス+春エメ掲載分)

 

これまでコミックスで描かれてきたことから

・二人が通っているのは中高一貫校

・中学の制服はブレザー、高校は学ラン

ということは判明しており、それを元に時系列を整理してみました。

 

【告白前】ブレザー着用のため中学生

1巻 no.2.5 本を取ってもらったことがきっかけで恋に落ち、ここから三年片思い

→高校一年で告白しているため、中学一年で一目惚れしたことに

6巻 高野政宗の場合No.1 律が先輩をストーキングしている

→自分が借りたあとにいつも同じ本を借りている織田律という存在を知る。また、同時期に自分を監視している下級生がいることに気づく

【告白前】学ラン着用のため高校入学後(時系列不明)

2巻 no.3 貸し出しカードを漁り、先輩の借りた本を自分も借りる

5巻 no.9 先輩の借りた本を探している

14巻 no.27 通学中に先輩をストーキングしている

春エメ no.36 図書館にて先輩を盗み見し、同じ本を借りて次に借りる本を当て始める

【告白後】

1巻 no.1 律が嵯峨先輩に告白する

1巻 no.2.5 律が嵯峨先輩に告白する

6巻 高野政宗の場合No.1 告白された

15巻 高野政宗の場合 告白された

6巻 高野政宗の場合No.1 告白の翌日から律を家に誘うまで

6巻 高野政宗の場合no.1.5 律を家に誘ってから自宅に着くまで

1巻 no.2.5 はじめて嵯峨先輩の家へ

17巻 no.33.5 はじめて嵯峨先輩の家へ行った直後

2巻 no.4.5 図書館で一緒に勉強

17巻 no.33.5 図書館で勉強した直後の嵯峨先輩宅

1巻 no.1 律、先輩に遊ばれたと勘違いする

【別れた後】

13巻 no.25 イギリス編

15巻 no.29 イギリス編の続き

15巻 高野政宗の場合 嵯峨先輩が大学の頃および律失踪直後

 

ざっとコミックスを確認しただけなので漏れがありそうなのですが、こうしてまとめてみると告白前に織田律がストーキング行為を行ったのがいつ頃で、どうやってエスカレートしていったのかが不明なんですよね。

今回、『図書館で先輩を盗み見し、同じ本を借りて次に借りる本を当て始める』というなかなか強めなエピソードが描かれたわけですが、これは中学時代から先輩の読書遍歴を辿ってきたことで、高校入学時の律は嵯峨先輩の好みを完全に把握していた……ってことなんですよね、きっと。

流石に愛が重すぎる……!

 

とはいえ、この初恋がなせる愛の重さがあったからこそ今の高律があるわけで。

 

ついに恋に堕ちるまであと4日になり、仕事のモチベーションが『高野さんを見返したい』から『高野さんと一緒に仕事をし続けたい』に変わった律っちゃん。

高野さんが早い段階から一緒に仕事をし続ける=正社員登用を見越して仕事を振っていたことを知り、気持ちの変化に拍車がかかったように思えました。

元々律っちゃんは高野さんに認められたい、一緒に隣を歩きたい、という想いが強く、だからこそ仕事を頑張りすぎてしまうところがありました。

正社員登用というかたちで高野さんに後押ししてもらえたのは、仕事的にも恋愛的にも前向きになれる出来事だったのではないかなと。

 

 

もはやいつ告白してもおかしくない雰囲気なので、めちゃくちゃ続きが気になりつつ、けどもっともだもだしているところも見たいな〜などと思ってしまいます。

このままのペースだと、来年の今頃は0日を迎えてそうな予感……どきどきです。

とりあえず、夏の号が早く読みたい!!

 

 

 

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