ちょっと発売日から時間経ちましたが、3巻もばっちり買いました。
冒頭、いきなり紅林先生に襲われるところから始まって…
「最初からクライマックスだぜ!!」状態から始まる3巻。
世の男子は見逃せないぞ! 今すぐ買え!
2巻の感想はこちら
結論から言いますと、
半年待った甲斐があった。
えっ、禁欲するとモテるんですか!?
この漫画の読者なら当然わかってると思うんですが、
「欲を禁ずるとテストステロン値が上昇し、モテるようになる」
(嘘か誠かわかからん話ではありますが笑)
13話目にてクラスメイトにカラオケに誘われることで、主人公が実感します。
ちょっと意外だったのは、クラスメイトはこの13話ではモブのまま終わってしまい、結局は「恭子さんが好きなんだよ」な踏み台にされてしまうんですが、
2巻の巻末で同級生にもモテる?! 的な描写があったので、これは主人公を取り合う第三勢力になるな、と思ってたんです。
「憧れの義姉」・「保健の先生」ときたら「同級生」がリングに上がってくるのは当然っぽい…当然じゃない?
とは言うものの、今後の展開に期待です。多分みつどもえの関係になると思うんだよなぁ〜
とにかく紅林先生がイい
禁欲しすぎて男友達の脚にまで反応しちゃう主人公。
そんな主人公をみて紅林先生曰く
もう…溜めすぎは体に悪いって言ったでしょ? ちゃんと(略)しないと…!
とりあえず保健室に…♡
55P
「^^」
ですよ。特に手つきね。手つきが非常に。
写真でここに載せて、みなさんと共有したいんですけど、買ってください。
3巻ではなんども出てくるんですが、この紅林先生の「スッキリ」しようと言う時の手つきが本当に。
これだけでご飯いけますよってぐらい。
僕はもうずっと紅林先生派なんでぇ〜
この巻では紅林先生が恭子さんに主人公の奪い合いのライバル宣言をする重要なシーンもありますので、もう本当にいい。
紅林先生のようなオープンさを我々は求めているのです。
新用語:ウィナーズ・エフェクト
テストステロンは”勝利のホルモン”と呼ばれており、禁欲だけではなく、日常生活で小さなことでも「勝った!」と思うことでも伸びるらしい。これをウィナーズ・エフェクトと言うんですね。
禁欲はちょっとわれわれ読者は他に生かしづらいところありますが、ウィナーズ・エフェクトは「やる気」なんて単純な言葉に落とし込んでも日常生活のモチベーション維持に役立ちそうです。
…そして、ここから導き出される展開が、
「恭子さんと陸上勝負して勝ったら」←あ、わかる
「恭子さんに(略)することで、ウィナーズ・エフェクトを得る」←?!
まぁ(略)は男のロマンですので、すげえこの理論はわかるんですが、いざ大真面目にやっているのをみると、性欲もこういう形で管理されるとぶら下げられた人参のようにうまく行くもんなのかなと錯覚を起こしてしまいます。
誰もが皆開放的でありたいんだ
恭子さんは恭子さんで、自分の性欲を抑えるために開放的になって一人きりで山登りしたり、泳いだり、ベッドぶっ壊したりするわけです。
紅林先生も、ちゃんと社会的役割の前では欲求を正して生きているわけです。
結局のところ、「女神のスプリンター」はただの高校生の妄想作品ではなく、
「欲求をヒトは如何にコントロールし、現代社会において自らを導いていくのか」
という崇高なメッセージが込められている作品なわけです。
もう精神的未熟者の自分には3巻が限界です。
4巻はいつですか?