NHKの夜ドラ『ミワさんなりすます』全話見た感想です。
原作はビッグコミックオリジナルを読んでいたで連載第1話から追っていたのですが、22年の春ごろにオリジナルを買わなくなってしまってからは終えてませんでした。
夜ドラの前作『わたしの一番最悪なともだち』に結構はまっていたので終わるのショックだったんですが、次が『ミワさん』だったことでちょっと小躍りしました笑
2作連続で夜ドラにはかなり楽しませてもらったので、ミワさんも終わるのがかなり寂しかったです。
さて、感想。
主演の松本穂香さんの演技、最高でしたね。
原作のミワさんにぴったりなのはもちろんなんですが、日陰を歩いてきたオタク女子のあの雰囲気を出せる若手女優さんってなかなかいないのではないでしょうか。
主題歌ハナレグミの『MY夢中』のあのやわやわで幻想的な曲調が、ミワさんにとっての非日常な日常を表すにはぴったりで印象的でしたね。
さくらさん役の恒松祐里さんもミステリアスなさくらさんのキャラを十二分に演じ切っていたと思います。
すごいはまり役だったのでは、美羽さくらと恒松祐里さん…
私(夫)はクールタイプが好きなので、原作の美羽さくらさんも初登場の時から出てくるたびににやけていたのですが、実写化しても最高っすわ…と思っていました笑
他に作品で印象に残ったのは、木土くんですね。木土くんのあのうっとうしさ、ドラマになるとよりリアルに感じられて「UZEEE」ってなりました笑
でもなんとなくアラサーになるとミワさんのように夢に追いつけていない人に対してなんか言いたくなってしまう気持ちってちょっとわかります。
夢をあきらめた側からすれば、「お前もさっさとこっち側に来い!」となんか下げてしまいたくなる年代ですよね…笑
後、外せないのはミワさんの家政婦仲間の一駒さんでしょうか。
なんか一駒さんが八海サマのお屋敷にいてくれることで、このドラマを過度にハラハラせず見ることができました。
なんでしょ、彼女の存在がこのドラマの方向をちゃんと定めてくれているといいますか、コメディとして楽しめる作品なんですよ、という大前提を保証してくれるのがいいですね。
(もちろん、『大奥』のようにもう来週どうなるかわからん!! ってドラマも好きなんですが)
最終話の感じ、なんか続編あるのでは…? と期待させてくれるような終わり方じゃありませんでした?
原作がまだ続いているからドラマオリジナルの終わり方でしたが、ちょっと幕引きには物足りなさを感じてしまったので、ぜひ続きをやってもらいたいなぁ、と思っています。
そうだ、最後にこれだけは言っておきたい。
さくらさんの家政婦姿はかなり萌えました。