オタク夫婦の「○○が好き」

20代オタク夫婦の語り場です。漫画・映画の感想がメイン。特撮と世界一初恋とBANANA FISHもアツい。そんな夫婦です。

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漫画『スケバン刑事Pretend』1巻 感想 生徒会で感じる令和のスケバン刑事

『スケバン刑事』自体は斉藤由貴が主役だったとか、ヨーヨー片手に「お前ら許さんぜよ!」しか知らなくてですね、参入の時期をちょっと伺っている作品の一つでした。

 

原作者没後10年ということで、秋田書店からリメイク作品がめちゃくちゃ出ていて、今が好機! とその中で手に取った作品がこれ。

 

 

 

実は、『ガンロック』から脚本を書いている猪原先生の作品は追っかけてまして、ちょうどよいチャンスをもらえました。

 

 

以下、さくっと感想。

 

 

主人公、亜沙美の嫌味のない明るい性格とかわいい作画が読んでてほっこりします。

そう、亜沙美かわいい。

元のほうの『スケバン刑事』のことは前述のとおり何も知らなかったので、変身ものになっているのにもフツーに順応。笑

 

お話の流れとしては、原作基準の学校での悪事をスケバン刑事が解決していく…というもの。多分これは原作(とかドラマ)と同じだと思います。

 

読んでないんであてずっぽうなとこあるんですが、原作と違うのは「生徒会」の存在かなと。

原作が連載されていた70年代後半から、ドラマやっていた80年代中盤まででは、生徒会ってそんなに学校を舞台とした作品では魅力的な描かれ方をしてこなかったと思うんですよ。

多分、学生運動でやりすぎた連中のイメージを乗っけられてしまっていたってのもあるでしょうし、80年代は「不良」の時代ですからね。

 

だから、『スケバン刑事』のwikipediaでは一回も生徒会という単語が出てきません。

スケバン刑事 - Wikipedia

 

 

でも、『スケバン刑事Pretend』では、平成後期から令和を生きる私たちのイメージ通りの「生徒会」が登場しています。

学校側は生徒会に一目置いているし、生徒会を構成するメンバーはそれに応えられるだけのポテンシャルがある学生だし。

 

ここのブログでよく引き合いに出しちゃう、『帝一の國』なんかはまさにそうですね。

 

pisuke9190.hatenablog.com

 

 

『Pretend』でも生徒会がアプリを作って、生徒を保護(監視)するというスーパーパワーを持っていますが、なんだかんだ順応している作中の学生と私たち読者の存在に気がつきます。

原作的に考えると、生徒の居場所を逐一報告させる何かは絶対に犯罪目的だし、学校の屋上に置かれたその機械(多分でっかいレーダー的なやつ)がスケバン刑事のヨーヨーで破壊されて「第○○話、完!」てな話になるのではないかと。

 

 

かつてのスケバン刑事たちが闘ったような不良や悪の組織が見えにくい令和時代に、亜沙美たちはどうスケバン刑事をPretend(演じる)していくのか、続編が楽しみです。