南北朝時代めちゃくちゃ好きなんです。
それこそ聖地巡礼しちゃうぐらい。仕事で使う車についている交通安全のお守りは湊川神社で、(以下、語ると長いのでもうやめます)
そんな中、Twitterに流れてきたのが
北条時行に中先代の乱と…?!?!?!!!!?wwwwwww
というビッグワード!
しかもあの週刊少年ジャンプで、
『暗殺教室』の松井優征先生がマンガ化・・・
南北朝時代って過去の政治的理由から避けられ続けてて今に至るわけじゃないですか。大河ドラマだって91年の『太平記』以来やってないし…
ってことで南北朝時代のファンとして買わなきゃ!と思って買ってきました!!
ジャンプ2月8日号!
超久しぶりっていうか、最後に買ったのっていつだろう?
購読したことありませんし、少なくとも10年以上は買ってません。
そんな私を本屋に走らせるほど、ワクワクが止まらなかったのです!
ありがとう集英社!!
以下、感想!
キャラ
まず目を引くのが北条高時(主人公のお父さん)の廃人っぷり。
自分のイメージでは、もっと凡愚って感じでしたんですが、この作品では壊れちゃった人でした。
これはどういう狙いだったんでしょう。1話で退場しちゃう父親キャラにあんまり感情移入させないシカケですかね?
後は高氏(尊氏)がかっこいい
足利尊氏って確かにこの瞬間だけ切り取れば確かにめちゃんこ強いヒーローだぁ…と再認識。
興奮しすぎて、鎌倉攻めの描写もあればもっと高氏が輝くと思いましたが、でもこれ主人公高時だったな…と自制。
ストーリー
自分の生活が破壊され、否応なしに旅立ちへ…
英雄になる条件は 少年が全てを奪われる事
こ、これは『ドラクエⅣ』だ…!
いや、『銀河鉄道999』もそうか。
帰る場所を失ってこそ、確かに英雄になれるのかも…
Twitterでちらっと見かけたのですが、松井先生はかなり緻密な計画を立てて漫画を描き上げているとのことで、こういうのを見極めて、「あ、こいつ漫画になるな」と思ってくださったのかもしれません。
ヒャー、楽しみ!
ここまでなんだかんだ言いましたが、
太平記の創作物は『私本太平記』しか読んだことのない私にとっちゃ、
高時の息子って信濃に逃げた後、鎌倉に攻め込んできたものの、
確か高氏にボコられてその後どうなるんだっけ…
程度の雑認識なので。この後どう若君が自らの運命に立ち向かっていくのかすんげー楽しみです。