オタク夫婦の「○○が好き」

30代オタク夫婦の語り場です。漫画・映画の感想がメイン。特撮と世界一初恋とBANANA FISHもアツい。そんな夫婦です。

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映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』感想 今だからこそ観たいヤクザな作品

緊急事態宣言も終わったことなんで、さっそく映画を観てきました。

吹替の千葉雄大ってこういうちょっち生意気な感じの役回りがほんと似合いますねぇ。

(光源氏くんなんかぴったりすぎる!笑)


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1は劇場で観たので、金ローは今回スルー。

 

 

以下、ネタバレ有りの感想です。

 

 

 

 

 

1を見た人はすべからく思ったことと思いますが、私たちが原作のイメージとしてもっている牧歌的なそれをボコボコに(特に配慮もなしで)しているのは2でも健在です。

 

話の作り的なことだけ言ってしまえば、湖水地方から飛び出たピーターが表題にも出てきてるバーナバスという父親の古い知り合いにそそのかされ「ワル」をやってしまい、その後1のライバルキャラだったマクレガーさんと和解し、協力してミッションに挑む…

てな、よくある「2」の作り方なので、その手のカタルシスは正直ないと思います。

 

でも、そういう映画じゃないんで、『ピーターラビット2』は…

 

 

ピーターたちがはちゃめちゃやって笑ってすっきりしちゃえばOKな映画です。

もう1年以上、自分や周りを律することを強いられているじゃないですか、私たち。マスクしろだの距離開けろ、集まるなetc・・・

 

もうそういうのお構いなしにスクリーンを飛び跳ねるピーターたちの「ワル」を見て愉快な気持ちになることでスッキリさせてくれます。

特に堅苦しいお説教なしだし、物語の悪役もそれなりの報い?を受けますからね。

 

近頃は関東地方が梅雨にも入って、余計にモヤモヤした日が続きますから、そういうのを吹き飛ばすためにもこの映画、観に行ってはいかがでしょうか。

 

はちゃめちゃやるけど、ちゃんと子供が見ても大丈夫なような優しい映画に仕上がってます。

興行収入もよさそうなので、3もありそうですね、これは。

 

イギリスの作品が原作の映画だと、『パディントン』シリーズも好きで、本作とは違いますが、同じ国の原作映画としては、こちらもおすすめ。