スパロボに参戦したということもあって、見なきゃリストにずっと入っていた「カウボーイビバップ」
dアニメストアというロボットアニメの強い味方の力を借りて、やっとこ観ました。
アニメとしては、この作品後サンライズからボンズとして独立するクリエーターが中心で作っていたというものあって、作画めっちゃいいです。
そりゃあ、20年前のアニメですから時代の匂いはしますけど、それが見ない理由には全くならないでしょう。
なんといってもOPの「Tank!」が抜群に気持ちがいいですね。
これを読んでくださっている大半の方はJazzを聴いても演奏はできないかもしれませんが、見ているだけで自分も演奏しているんじゃないかという気持ちになれます。
作品としては、1話完結ものなので、見るのにあたって身構えなくよく、気が楽です。
これは観る前に思っていたことと違ったのですが、ハードボイルドの中にギャグタッチがあるのではなく、ギャグタッチの中でハードボイルドが生きている、だと思いました。
wikipediaの作品紹介ではハードボイルドが本筋と書かれてますが、私としては違う感想。
物語の終盤はちゃんと純度の高いハードボイルドになるんですけども、ラストをしっかり描くのであれば、物語の結末に続くシーンをもっと(ハードボイルドに)描いてほしかったかな、と。
海外でも人気のあるカウボーイビバップですが、文明が崩壊して、色々とオジャンになった世界、というのが外国でもウケるのかもしれません。
私が最も好きな『THEビッグオー』も似た設定で、かつアメリカで人気になった作品でもありますから、世紀末の作品としては通ずるところがあるのやもしれません。(ビッグオーもハードボイルドだよね)
実写化決定!のニュースは8割方フェイクとは言わずとも、勇み足なニュースだからあんまり期待してないんですが、放送終了から20年経った今でも作品として生き続けていられるわけだよなぁと感心する作品でした。
ネットフリックスの実写化、音楽:菅野よう子
だって! 本当に話が動いててドキドキ!