劇場版セーラームーン見てきました。
Eternalに続けての前後編。
コロナど真ん中の時だったんですね~ もはや懐かしい。
eternal編の感想は妻が書きましたが、cosmos編は原稿に忙しい妻に代わり、夫が担当します。
第五部、シャドウ・ギャラクティカ編の劇場版ですが、妹がまだ小さかったころに端豪本を買って読んでたのを借りて読んでたぐらいしか思い入れがないやつです。
しかも、妹は漫画を途中で買わなくなってしまったので、自分の中ではセーラームーンは未完になっています。笑
もう20年近く前に読んだのでうろ覚えですが、仲間たちが消えていく展開が普通に怖かったのと、セーラースターナイツがあんまり好きになれなかったので、今も自分としてはセーラームーンは第三部の無限三角州編が至高だと思ってます。
さて、映画の感想。
良かったところ
リメイク版セーラームーンの最終章としての豪華さはアッパレだったと思います。
個人的にはセーラーコスモス(CV:北川景子)だったのが好きです。
セーラーコスモスの正体としてはうさぎちゃんと同じ声であるべきなのかもしれないですけど、コスモスが背負ってきた永遠の戦いの中で、そしてセーラームーン最終章としてこの作品に実写版のキャストが出演するのは十分アリだと思うんですよねぇ。
いまいちだったところ
エターナルの時も感じたんですが、実際のバトルになるとセーラームーンってテンポ悪いよな、と思ってしまいます。
「敵の攻撃」→「セーラー戦士の攻撃」→「敵やられる」→「新たな敵出てくる」→(最初に戻る)
もちろん、これがセーラームーンの戦い方だってのはわかってはいるんですが、攻撃は必ずカットインになるで、スパロボのPVを見ているような感じでなんかこう物足りなさを感じます。
自分がこう感じるのは、明らかにスーパー戦隊に飼い慣らされているのが原因なのでしょうが。
ゆえに、仲間キャラクターの人数が増えるごとに必殺技のカットインが入る数が増えていくので、じれったさを感じるようになっちゃいますね。
ほかの誰かが既に言及しているとは思いますが、おそらく、このテンポの悪さは「ポスト・セーラームーン」のアニメーション作品を考えるときにも課題の一つに挙げられていた、と思っていて、
その解消のために魔法攻撃ではなく、キャラクターたちが同時に敵と対峙できる肉弾戦をメインに描くようになったのがプリキュアなんだろうなぁと思います。
おそらくですけど、原作アニメも敵に立ち向かっていくとこのテンポの悪さが目立っていたんじゃないかと想像。
妻曰く、日常回は今も面白いとのことだったので、そのあたりの塩梅って難しいよなと思う次第です。
※同じような話として、『銀魂』もバトル編になるとなんかメンドクセーになっちゃってたってありませんでした?
映画ラスト、原作者の武内先生からのコメントだけでもファンとしては100点満点なんじゃないでしょうか。
あのカットはポスターとかで商品化されていないのかな。