今年3本目の映画です。
ついに、セーラームーンの劇場版が公開されました!
情報解禁されたときからずーっと待ってた劇場版。
なにせ、今回のキャラクターデザインはセーラームーンシリーズで活躍された只野和子さん。ポスターのイラストもとっても可愛らしくて、期待しかありませんでした。
劇場版で描かれるデッド・ムーン編は、90年代のアニメ本放送時、わくわくしながら見ていた記憶があります。
皆既日食やサーカスという非日常的な装置が、怪しげな雰囲気を醸し出して、「何か起こりそうな予感」を感じさせてくれました。
また、他のシリーズでもそうなんですが、とにかく敵キャラクターが魅力的。
アマゾネス・カルテットの可愛らしさと、アマゾン・トリオの妖艶さには、当時未就学児だった私もドキドキでした。
そんなデッド・ムーン編が、25年ぶりの劇場版で描かれます!
ということで、以下はネタバレ含みつつ感想です。
このクオリティでCrystalを見たかった……!
最高の一言に尽きるくらい最高だったんですよ!!
丸っこい柔らかみのあるキャラクターデザインなんですが、その良さが存分に生かされていて、とにかく可愛い!
とくに恋に落ちるちびうさがとっても良かったです。
表情や仕草が生き生きとしていて、見ているこちらが照れ臭くなっちゃうくらい。
そしてみんなの変身シーンが素晴らしかった!!!
私が見たかったのはセーラームーンはこれなのよー!!!!と叫び出したくなるくらい最高でした。
小さい頃どきどきしながら見て、真似をしていた変身シーン。
あのときと同じときめきを感じられる、素晴らしい映像でした。
90年代アニメの雰囲気は変身シーンだけじゃなくて、ふとした瞬間の表情やギャグ顔でも感じられたのが嬉しかったです。
Crystalは原作マンガに寄った絵だったので、90年代アニメとは雰囲気も異なっていました。
今回は90年代アニメのいいところを残しつつ現代的な可愛さのあるキャラクターにブラッシュアップされていたので、別物感があんまりなく、違和感なく見ていられました。
(アニメ版セーラームーンが私の原点なので)
『私たちになりたくて』が流れて鳥肌が立ちました。
石田燿子さんのカバーバージョンです。
エンディングはももクロだと思ってたし、ももクロが流れたんですけど、そのあとに流れたのが『私たちになりたくて』でした。
90年代アニメのデッド・ムーン編のときに流れていたエンディングです。
この曲を聴くのは本放送ぶりのはずなんですけど、覚えてるものですね。
流れることを全然知らなかったので、ものすごくサプライズ。ちょっと泣きそうになりました。
正直、Crystalで期待を裏切られたところがあり(なにせアニメ版セーラームーンで育ったもので。もちろん、Crystalもだんだん良くなりましたが)、今回の劇場版も不安がなかったわけじゃなかったんですが、見終わった率直な感想は「最高」の一言です。
本当に素晴らしかった……!
個人的には、監督が今千秋さんということで、セカコイスタッフの方も携わっていたことにテンションが上がりました。
エンディングのスタッフロールを見て「え、この方も?!」と。
あとさすが監督というか、すれ違いとときめきの描写がとてもよかったです。
セカコイ好きもぜひ見ていただきたい……!
ちびうさとエリオス、うさぎとまもちゃん。この2カップルの恋の描写がぐっときます。
後編は2月11日公開ということで、あと少し!
どきどきしながら待ってます!!