本日8/30にエメラルド夏の号が発売されました!
デザインが一新されて、今までは品のあるロゴだったのが、一気に可愛らしくなりましたね。
今回で刊行9周年目ですから、来年の10周年に向けてさらに素敵な雑誌に進化していきそうです……!
そして今回、エメラルドのCMを小野寺律が担当しているんですよ!!!
すごい!!!
とても良いので皆さん繰り返し見ましょうね。
律っちゃんが素敵に宣伝していますよ。
ということで、以下ネタバレ感想です。
コミックス未掲載話数の感想もがっつり含まれますのでご注意を。
律の「好き」はいつから?
永遠の謎が解き明かされたような、すっきりとした気持ちを味わっています。
前回の春の号に掲載された、『小野寺律の場合 no.36』において、織田律の恋の過程が描かれたわけですが、今回は超重要エピソードである恋のはじまりが描かれました。
恋に落ちたのは1巻掲載『NO.2.5』1ページ目です。
ここでは嵯峨先輩が上着を脱いでいるためわかりにくいですが、三年間思い続けたというモノローグから、律が中学一年、嵯峨先輩が中学三年の頃のエピソードだと考えられます。
今回はそれより前、恋の蕾ともいうべき感情が芽生えた瞬間が描写されました。
電車の混み具合に驚いていることから、まだ律が中学に入学したての頃ですね。
朝の通学電車で偶然出会い、そこから少しおいて『NO.2.5』につながるわけです。
どちらも律はブレザーを着ているので、春のうちに恋に落ちたのかなと思われます。
春の号の感想で、これまでの嵯峨律情報をまとめたのが役に立ちました……!
超頑張ったので見てみてください。
通学路について
『小野寺律の場合 no.27』(14巻20ページ)の駅舎カットにて、嵯峨先輩と律の母校の最寄り駅は下高井戸駅ではないかと予想されていますが、今回は二人の電車通学の様子が描写されました。
本編1ページ1・2コマ目、5ページ1・3コマ目のホーム形状より、おそらく京王井の頭線渋谷駅ではないかと思われます。
1ページ目のホームは、天井照明の設置間隔や、天井から吊り下げられている看板(出口表示と非常口マーク?)が酷似しています。
5ページ目はホーム天井の湾曲が特徴的で、円柱形の柱のかたちや、柱に取り付けられたモニター、照明のデザインもよく似ています。
二人の高校が下高井戸駅だったとして、明大前乗り換えでたどり着くことはできるのですが、律の実家が目白だと『木佐翔太の場合 no.9』(15巻117ページ)にて発覚しているわけで、その通学ルートに疑問が残ります。
JR目白駅を利用していた場合、新宿で京王線に乗り換えて下高井戸駅まで行けるからです。
今回、表紙で描かれているホームが何駅なのか特定できなかったので、それがわかればモヤモヤが解消されるのかも?
まあ、乗車と降車で同じ駅が描かれているので、厳密な設定はされていないのかもしれませんが……。
雑感
尊すぎて辛いという言葉はこのエピソードのためにあるのでは???と思いました。
前回があと四日で、今回のラストであと三日ですからめちゃくちゃ刻んでるんですけど、それでもこれだけ濃密なお話になるのは本当にすごい……!
お互い好きだとわかっていて、告白をいつするのか……というもどかしい状況なわけですが、そのもどかしさが余計にお話を盛り上げますね。
このまま0日まで続けて読みたいところですが、まだ両片思いのむず痒さを味わいたい気持ちもあり。
悩ましいところです。
今回で二人のプチ同棲期間が終了になったので、残り三日どうなるんでしょう?
楽しみにしつつ、冬の号を待ちます……!