連休は出かけていたので、2話見るのが3話の放送の今日になってしまいました。
さて、2話の感想。
インパクトのあった前日譚・1話に比べると2話はその衝撃波を吸収するような、地固めな内容でした。
ガンダムのお決まりのコードである、仮面キャラのプロスペラも今回登場。
ガンダムにおいて仮面をつける理由は色々とありますが、プロスペラのように
「水星の重力でな…義手もやで」
といったまっとうな理由なのは逆に目新しいかも。
ツイッターを賑わせた、プロデューサーのこのインタビューでも触れていますが、
ガンダムのコードである仮面キャラを出すには、シャアを発端とする「自分自身に仮面をつけて別人を演じる」というのは、
「でも他人からすれば同一人物だってすぐにわかりますよね? それってなんか自己満足の域を出てないんじゃないですか?」というひろゆき的なツッコミからの回避策としては至極当たり前なんじゃないかなぁと思います。
(プロスペラの正体は~ というのも早速界隈では議論されていて、そのとおりだとすればやはり仮面をつけている理由についてはシャアたちと同じ理由に帰結するのかもしれませんが、ガンダムシリーズ初見の人たちであっても時間をかけて説明すれば問題はなさそうです。)
父親の敷いたレールに反抗しはじめたミリオネですが、
「あんたが決めたルールで戦ってやるって言ってんのよ!」と父親に啖呵を切るシーンがありますが、
これも初見の人を意識しているなと感じていて、
反抗しながらも親の決めたレール上で結果を出すというのは、
「イマドキ」な感じしませんか?
ミリオネはそうはいっても父性愛を欲してるんや! で済ますこともできるかもしれませんが、
「じゃあ私は地球に行ってうまいことやるんで…」とそのまま脱出していたほうが父親との物理的な、精神的な距離が大きく開くので、彼女の目標の達成具合は大きく出るかな、と思うのですが、(そしてそういうのが今までのジュブナイルものの王道だったとも思います)
そうはせずに、父親との直接対決を選んで0か100かにしようというのが、実利的だなと。
あとはあれかな、地球生まれVS宇宙生まれもくすぶってましたね
このあたりもいずれ争いの火種として育ってくることでしょう
さて3話。プライドボロボロにされたおぼっちゃまグエルさんがどう出てくるか楽しみです。