ファングジョーカーライドウォッチほしさに5巻だけ買うわけにもいかず、1〜5まで大人買いしたのですが、しばらく放置しておりました笑
正直、実写の漫画版ってどんなもんかな〜って期待あんまりしてなかったんですけど、
1巻読んで思いましたよ
「 帯の”Wの正統続編”ってアオリはマジだわ」
3行あらすじ
・『仮面ライダーW』本編終了後
・ニチアサではできない”大人な”展開
・漫画オリジナルキャラも魅力的
今回特に語りたいのは、ニチアサではできない”大人な”展開ってとこですね。
意味深な美人の泥棒を探してほしい・・・ ってところで話が始まります。
依頼人も翔太郎もメロメロ〜 的な。まぁここまではTVでもできそうですが、
風都のシカケとしての反社会的勢力の存在や、ドーパントの攻撃でのスプラッター表現なんかは、個人的にかなり魅力に感じました。
やっぱり探偵ものって言えば、そういった街のダークなところにも触れざるを得ないと思うんですよね。でもそんなものはTVでのお友達たちには必要ないシカケなわけでもあって、ハードボイルド的なものとしての探偵さは物足りないなぁ〜って感じでした。
とはいうものの、TV版Wはクッソ面白いんですけどね!
ハードボイルド、ほんとにあったら120点だったのに、的な。
でも本当にあったら商業的には失敗しただろうなとも思うわけで。だからこそ、この正統続編が生きるわけです 。20点を『風都探偵』は見事に解決してくれてます。
そんでもって、6話まで変身しないのもいい!
スピリッツ連載だけあって、この6話ってのはかなりせめたと思います。
でも返信に至るまでの話でも充分面白い。やはり設定の土台がしっかりしてるからゆえのこの余裕の感じだなと思います。
漫画オリジナルキャラも魅力的
紆余曲折あって、鳴海探偵事務所に助手がもう一人増えるわけですが、物語をいい感じにかき乱してくれそうな いい感じのキャラです。
・次巻以降に期待することは
やっぱり、重厚な敵役でしょうか。
私は好きでフィリップ・マーロウシリーズも読みますが、探偵ものだけあって(?)すっきりするような終わり方ってあんまりありませんよね。
1巻でとりあえず一つの話としては完結していますので、その1話だけで話をするのもなんですが、話としては普通の終わりかたなので、
今後の名コンビたちにはなんか苦い終わり方をする話にぜひ挑戦してもらいたいと思います。
好きなセリフ
私、戸籍上は照井亜樹子でーす!(194P)