ドンブラザーズのFLTの配信が今日までということで、慌てて視聴できる権利を買って、2時間半ドンブラの世界に入り込んできました。
実は今まででTV・映画以外の媒体で特撮作品を見たことが一度もなく、今回が初めての体験でした。
舞台上でも映像作品と変わらずにちゃんと変身してるし、特殊効果(というんでしょうか?)でドンムラサメも刀になってちゃんと暴れるし、ソノニの矢もビュンビュン飛ぶし、純粋にすげえとなった。(私、夫は舞台全然見ないので…)
戦隊もの、それこそずっと見ていますが、いわゆる卒業公演まで追いかけたい! と思ったのは『ドンブラ』が初めてだったかもしれません。
私たち夫婦が物語にのめり込めた理由としては、雉野夫妻の存在が一番大きかったかなと思います。
雉野の年齢も近く、時折劇中で見せる社会人としての苦労さや、「みほちゃん」への"深い"愛だったり、
みほ/夏美の 運命を狂わせる女感、これはなかなか出せないっすよね。夏美にはパトロンがいたんじゃないかと匂わせたりとか。
もちろんそれが雉野・みほ・犬塚翼・ソノニの関係さの面白さにつながっていくわけですけど。
FLTの最後の挨拶で、雉野役の鈴木浩文さんが「自分を見つけてくれてありがとう!」と言っていましたが、それがじーんと来ました。
30代のモヤモヤした気持ちって表現しにくいんですが、鈴木さんも私たちも形や大きさは違えど、同じものを持ってると思うんですよね。
(多分人生の先輩方たちに言わせれば「最終的になるようになるから(セーフもアウトもない)」というカンジなんでしょうけど)
私たちも日常の中で、鈴木さんのように「ありがとう!」といえるように振舞っていきたいですね。
長くシリーズを追っていると、OBOGの役者さんたちが色々な場面で活躍してくれていて、自分たちが愛した作品を今も忘れずにいてくれていることがとても誇らしく思います。
ドンブラザーズに出演した主役の9人の皆さんも、今後色々な道を歩んでいくと思うんですけれど、私たちドンブラザーズファンが応援しているぞ! ってことを忘れずに歩んで行ってもらいたいなと思います。