今年31本目の映画です。
Vamos!!
半分ぐらいビルドの犬飼貴丈くん応援のために観に行きました笑(キョウリュウジャーはちょうど見てない)
勢いだけで約2時間をぶっちぎったとても面白い映画でした。
宣伝でもあるように、主役の二人は本当に服をほとんど着ることなく映画は終わりますが、別にハダカってだけで特にそれ以上でもそれ以下でもないので、下ネタなぁ…って敬遠してる方もぜひぜひ。
今回はネタバレなしの感想です。
のっけからの面白さで最後まで行く
物語は主人公の伊織(キョウリュウレッド)と耕平(ビルド)が気がつくと学校で全裸になった状態からスタートします。
もうここから意味わかりません。
自らの体に書かれた暗号文を解いていくと、なぜか記憶が飛び、また同じ場所で全裸で目覚め…
二人も作中で言及していますが、これはまるでタイムリープ、時をかけているような感じになっていて観客をいきなり混乱の渦にぶち込むスタイルです。
冒頭「なぜ全裸????」
なぜ全裸になっていたか分かった後「あっ、なるほどね?」
その後「そして????」
ほんとこんな感じ。
教訓めいたものを得ることはない
自分自身がまさにそうなんですが、物語たるもの、何かに感銘を受けたり、学ぶことがなければ作品を鑑賞する意味はないんじゃないか、と思う人もいますよね。
『ぐらんぶる』からはそういうのないです。
youtubeに上がっているPVがそうですが、「青春だ~!」って海を走ってる女の子の絵があって、おっ、そういう映画か? と思わせてからの女の子の後ろを全裸ボーイズも走っているという勢いでオチをつけてくる、全編こんな感じです。
(そういやこの女の子も中盤まで出てこなくてちょっと笑った)
海はきれい
公式サイトでもあるように、ダイビングシーンだけはガチで撮られています。
その瞬間だけ、まるでギャグの海でなんとか顔を出してアップアップとしてるかのような…
もうなんか中盤から毒されちゃって、おそらくはメインテーマであるダイビングのシーンが出てくると「まじめな話はいいから早くギャグパートに移ってくれ!」みたいなジェットコースター狂みたいな気持ちになってくるんですよね。
(だからダイビングシーンは主人公たちもちゃんと苦悩する)
この映画、劇場でも四方八方から笑い声が聞こえてくるような面白い作品です。
このブログの映画感想タグから他にどんな映画の感想書いてるか見ていただければ察してくださると思うのですが、いつもは考え(ふり)ながらな映画みてるんですけど、
そういう御託は抜きに面白い映画です。
『キョウリュウジャー』や『ビルド』、NHKの『昭和元禄落語心中』や『なつぞら』に出てた彼らのさわやか~なイメージが金属バットでばっこばこになるので、ぜひぜひ!笑
次見るべき映画は、タイムリープ×サークル・部活もの で