今回は骨を抜き取られる妖怪との対決ということで、かつて珊瑚が戦った妖怪が思い出されました。
あの妖怪は退治されてますが、根の首や百足妖怪みたいに再出演したり?とそわそわしながら本放送を待っていました。
しかも、ついにもろはの紅夜叉も見れそうな予感……!
ということで以下、ネタバレ感想です。
今回のストーリーは、『犬夜叉』49巻3話〜6話で描かれていた骨食い妖怪のエピソードをモチーフにして、もろはの秘密を明らかにするお話となっていました。
犬夜叉では飛来骨強化に繋げるためのエピソードでしたので、名前もない雑魚妖怪でしたが、今回は『四凶』と呼ばれる妖獣が相手ということで、中々手強い敵となっていました。
《49巻との類似点》
・美人が骨を抜き取る(犬夜叉では美女、夜叉姫では美少年)
・大量の骨を乗せた大八車と、傍らの美人。襲いかかる野犬の骨を美人が抜き取る
・姿を消した美人、けれど骨が点々と残っており
・屋敷で待ち受けている美人、襖の奥から大量の骨と妖怪が現れる
・口に含んだ清めの塩で怯ませる
上記の類似点に夜叉姫オリジナルの設定を組み込んで、ストーリーが構成されていました。
《夜叉姫オリジナルの設定/今回明らかになった設定》
・春秋時代に渡ってきた『四凶』と呼ばれる妖獣の存在(麒麟丸が四凶を束ねていた)
・もろははかごめの霊力を受け継いでいて、四半妖ながら霊力を使える
・もろはの血は犬夜叉よりも犬の大将の味に近い
・犬の大将が十六夜(犬夜叉の母)に贈った紅をさすことで、血に犬の大将の記憶が蘇る→妖力が一時的にアップする
4話までは懐かしのキャラクター登場、で視聴者を惹きつけるような仕掛けになっていましたが、今回は既存のエピソードをオマージュする、今までとちょっと違ったアプローチになっていました。
もちろん、冥加じいちゃんや弥勒様(シルエットだけ)は登場するんですが、今までのようなファンサービス的な要素は薄かった印象があります。
次回予告ではついに『犬夜叉』登場キャラクターは出ませんでしたし、ついに夜叉姫の物語が進んでいくんだな〜!と感じられました。
親からの巣立ち、というか。
当然、彼女たちの生い立ちを考えればこれからも犬夜叉のキャラは出てくるのでしょうが、これからは今まで以上にもろは・せつな・とわの三人に物語のフォーカスが当てられるんだな、と期待させられる展開となっていました。
余談ですが、若骨丸(じゃこつまる)を見て七人隊が思い浮かんじゃう人、結構いたんじゃないかな〜なんて思いました(笑)
蛇骨も美しかったですしね。
あと、今回の驚きポイントはもろはに山ほど借金があったこと。
屍屋に肩代わりしてもらってるそうで、一体どんな暮らしをしていたんでしょう。
そして、もろはの持っていた赤色真珠は奪ったものだったことも驚きでした。
もろはの瞳の真珠じゃなかったんですね……。
敵から外道と言われていましたが、盗んだんじゃそう言われても仕方ないな、って感じです。
ヒロインなのになぁ……(笑)