オタク夫婦の「○○が好き」

30代オタク夫婦の語り場です。漫画・映画の感想がメイン。特撮と世界一初恋とBANANA FISHもアツい。そんな夫婦です。

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『EX-ARM エクスアーム』7話感想 悲しき過去…回

いよいよ冬クールとしても半分の話数を超えた『EX-ARM エクスアーム』。

 

今回はキャラクターに動き(物理的な)が少なかったので、Twitter的オモシロさはなかったものの、アニメとしては今までで一番まともに観られた回だったのではないでしょうか。

 

 

明るいお色気担当キャラだった美波も、テロで両親と弟をなくしていたという悲しき過去が。

と思ったら弟だけ物語上の敵に助けられて、サイボーグになって生きていたという事実が発覚。

テロを起こす引き金となった組織のボスを今回仕事として守らなきゃいけない美波かわいそう。

表情は相変わらずなんだけど…笑 漫画で補完するしかない。

 

 

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このあたり、アニメだから「悲しき過去…」から「発覚!」が短くなってるだけで、漫画だともう少しタメがありそう。

5話の学園回あたりで、「美波もいろいろあるからな…」って台詞一つ入れておくだけでアニメとして伏線はれてよかったのではないか。

 

弟を拾った敵、中東の砂漠の王族っぽい人が

「砂漠の民は匂いに敏感だから、目と耳を封じ込まれても戦えるんやで」

って言ってなんか気持ち悪いヤツをぶちのめしましたが、今回唯一のバトルシーンで作画崩壊してた。

地面にたたきつけた相手が柵にのめり込んでるという、PS2でもなかったよ、こんな低次元なヤツ…

 

ラストシーン、アルマが敵に洗脳されて寝返っちゃいました。

公式サイトを引用すれば

人工知能を書き換えられた

っていう表現です。

面白いなと思ったのは、「完全なるしもべ!」ってわけではなく、美波のこととかはちゃんと認識していながらも、敵についているというところ。

本当に寝返った感じがよく出てた。

こういうときって大方、本当にメモリーを書き換えられてたりするじゃないですか。

 

相変わらずアニメーションとしては低評価なんですけど、こういうところに原作が持っているであろう面白さが見え隠れするのがこの作品のニクいところなんだよなぁ。

 

『半妖の夜叉姫』20話「半妖の隠れ里」感想 紫織ちゃん、大きくなって……!

『犬夜叉』22巻6話〜10話に登場した半妖の少女・紫織が再登場です。

結界を張る力を持つ彼女が、半妖たちの隠れ里を守っている様子。

これまで語られることのなかったせつなの過去が明らかになる20話ですが、

隠れ里でどんな暮らしをしていたんでしょう?

予告を見る限りは、再びシリアスめな展開のようですが……。

 


ということで、以下、ネタバレ感想です。

 

 

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邪見、がんばる


邪見とせつな、おそらく久しぶりの再会だったのでしょうが直接相対することはできませんでした。

生い立ちを隠すためなのか、阿吽の影に隠れてなきゃいけない邪見の姿にちょっぴり寂しさを感じました。

15話にて、赤子だったとわとせつなを森へ逃したのが邪見だと明らかになったワケですが、せつなが幼すぎてさすがに覚えられてなかったですね。

とはいえ、ぼんやりとでも声の記憶が残っていたようなので、双子救出?時の邪見の頑張りが報われたような感じもします。

「生きるのじゃー!」

と叫んでせつなを見送る邪見さま。

幼い双子を母親・りんから預っていることもあり、乳母的な気持ちもあったのかもしれません。

まるで我が子を案じるような、そんなセリフに聞こえました。

 

 

 

 

犬夜叉っぽいところとか


半妖の隠れ里を襲いにきた蛾ヶ御前。

まだ幼いせつなを蛾の糸で雁字搦めにし、動きを封じてしまいます。

結果、せつなの妖怪の血を目覚めさせてしまい倒されてしまうワケですが……

妖怪化と蛾妖怪の組み合わせ、『犬夜叉』19巻5〜9話のエピソードを彷彿とさせます。

野党の親玉である蛾妖怪に苦戦し、蛾の繭で動きを封じられた犬夜叉が妖怪化してしまうお話でした。

このとき、妖怪化して自我を失った犬夜叉を止めたのは殺生丸でした。

半妖の身に流れる大妖怪の血がもたらすものの恐ろしさ(もしくは哀れさ)を目の当たりにしたわけですが、

この半妖と妖怪の明らかな違いを知っていたからこそ、せつなを半妖たちとともに暮らすように

指示したのかもしれませんね。

 

 

 

せつなのこと


とわに現代という故郷があったように、せつなにも故郷があったことが明らかになったエピソードでした。

今まで、森の火事で生き別れてから退治屋として働くようになるまでのことは描かれてきませんでした。

せつなと同じく戦国の世で生きてきたもろはは、四半妖であるために苦労していたようでしたから、

せつなもまた、苦労して生きてきたんだろうな、とは思っていたのですが……。

もろはに師匠が寄り添ってくれていたように、せつなには百鬼蝙蝠の半妖・紫織や隠れ里の仲間たちがいてくれました。

せつなの人生が決して辛いものではなかったことがわかって、ほっとしたエピソードでした。

 

 

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『半妖の夜叉姫』19話「愛矢姫の紅夜叉退治」感想 うる星やつらなギャグ回

予告でチラッと出ていた、うる星やつらっぽさしかないサブキャラ。

キャラデザといい、退治屋との合戦というストーリーといい、どう考えてもギャグ回のようです。

しばらくシリアスめなお話が続いていたので、ちょっと息抜きな感じでしょうか?

 

 

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ということで、以下ネタバレ感想です。

 

 

 

 

 

 

 

本編のこと


翡翠たち退治屋と、キャラの濃い賞金稼ぎたちが合戦するというストーリー。

重要なエピソードが含まれているとか、そういった感じはなく、ただただギャグ回といった感じでした。

見どころは……うる星やつら感がすごいサブキャラでしょうか。

 

 

 

次回予告のこと


再びシリアス展開突入……?!

次回は、殺生丸と共に移動する際にりんが乗っていた妖怪・阿吽と、半妖の少女・紫織が登場です。

 


紫織は『犬夜叉』22巻6話〜10話に登場した半妖の少女です。

結界を張る能力をもつ一族・百鬼蝙蝠を父に持つ紫織は、父の死後、非道な祖父に脅されるようにして結界の守り役をつとめていました。

百鬼蝙蝠の宝玉・血玉珊瑚を切り、鉄砕牙が結界切りの能力を得たエピソードです。

 


そんな紫織が再び登場。

他の半妖の子供たちも、紫織の結界に守られながら生活している様子です。ビジュアル的には百鬼蝙蝠との半妖ではなさそうですね。

服装は『犬夜叉 紅蓮の蓬莱島』に出てきた子供たちに似ていましたが、関係あるんでしょうか?(さすがに思い過ごしかな?)

 


あと、半妖の子供たちを襲いにきたトカゲ妖怪、『犬夜叉』21巻1・2話に出てきたトカゲ妖怪に似てる気が。

犬夜叉に登場したトカゲ妖怪は、名主様の家から祓った雑魚妖怪で、四魂のかけらを狙って身寄りのない少女を騙そうとするワルでした。

まあ、すでに退治されているので本人ではないでしょうが、仲間妖怪だったりするのかな?

 


弥勒様も登場で、せつなの過去が明らかになる次回、今から楽しみです!

 

『EX-ARM エクスアーム』6話感想 盛り上がってきた(何が?)

6話、「EX-ARMオークション」の感想です。

 

 

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今までの感想でも触れましたが、東京湾に浮かぶ人工島ってほんと爆破されがちですよね。

何が彼らを東京湾人工島の爆破に駆り立てるのか… 謎。

 

世界中のマフィアが人工島にあるカジノに終結し、オークションにかけられたエクスアームを奪い合うぞ~^q^ ってのが今回のお話。

 

各陣営でエクスアーム保持者が現れ、能力者バトルとしても見ごろになってきました。 

 

 

 

外事4課の警部は2D。潜入捜査に協力してくれる人は3Dの謎。

ペアで出てきても2D/3Dが分けられるのが不思議…(動くか動かないかだけだろうけど)

 

 

今回は1話冒頭の、このアニメを今期覇権アニメと世界中に知らしめた、港での多人数バトルシーンがパワーアップして帰ってきました。

ハノイ商会のアンドロイド兵をなぎ倒していくアルマ。

倒されたアンドロイド兵が1体、すごい勢いで滑っていく描写があり、

その描写のことを当ブログではPS2のゲーム「ランナバウト3描写」と呼んでいるのですが、令和の世に再臨した「ランナバウト3描写」に感動しました。

 

他だと、ホテルから脱出するときのバニーちゃんアンドロイドも作画の出来が合わさってより気持ち悪いことになってる。

 

※オークションの開催人物の正体ってたぶんあれでしょ、あの人。

 

 

6話ってことで、話も折り返し地点に到着。

中国の制作会社が作ってるわけですが、向こうのスタッフさんの中にも

「よっしゃ! アニメ制作にやっと携われたぞ! まだまだスキルアップをしていかなきゃならないけど頑張るんだ!」

って張り切って、郷里のお母さんに

「俺が作ったアニメが日本でも放送されてるんだぜ! 人気になったらこっちでも見られるかもしれん!bb」

なんて自慢しちゃってるアニメーター駆け出しの人がいることでしょう。

 

 

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どんな顔して完成したこのアニメを見たんだろうかとなんか気になってしまいました。

 

 

『EX-ARM エクスアーム』5話感想 作画の話以外を、しよう

火曜の夜はご飯を食べながら『SK∞ エスケーエイト』と『EX-ARM エクスアーム』を観るのが楽しみな夫婦です。

 

さて、5話「ときめきデイドリーム!」の感想。

今回はアクションなしの箸休め回で物語の真相に近づく感じの回。

 

 

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アキラが気がつくと、2014年に戻っていた!

そこではEX-ARM対策課のみんなと素敵な学園生活を送っている日常があった!

やった! やっぱり2030年とかエクスアームとかは全部嘘だったんや!!!

夢だゾ

 

 

というあらすじ。

 

 

 

夢でも見させておけばなんか過去のこと思い出すやろ、という作戦で、

最後には「現実から目を背けるんじゃねぇ!!」っていう啖呵を美波がアキラに切って、アキラが現実世界に(体がなくなった自分に)戻ってくるって終わり方ですが、

ちょっとかわいそう。もてあそばれてる…

 

劇中でも美波が夢で学園生活を楽しむアキラに対して「こいつも年相応のヤツなんやな…」ってちょっと悲しくなっちゃう場面がありますが、

確かにその通りで、彼いきなり交通事故に遭って目が覚めたら未来に飛んでて、体失って人類の敵になって・・・と

 

新キャラで妹キャラのユグちゃんも出てきましたが、こいつはなんなんですかね。

ホームページによれば量子コンピューターのアバターってところみたいですけど、アルマの設計をしたり、アキラの想像の世界を保管したりと、まぁ重要人物であることは間違いない。

 

 

後は兄貴ね。急に話に登場してきましたが、なんか秘密を握ってるんでしょうか。

 

 

 

 

やっぱり作画のこと言います。

アルマが「嫌な体験をさせるために車道に飛び出してみようぜ!」って美波と学校帰りに話しているシーン。

人と背景のマッチングが0%でしょこれ。

 

『半妖の夜叉姫』18話「殺生丸と麒麟丸」感想 ついに父娘が対面

今回はついに殺生丸が登場です!

成長したとわとせつなと一緒に登場するのは初めてですね。

物語上でも物心ついたときには離れ離れになっていたようですから、久しぶりの再会というよりは初対面といったほうが正しいような状態なのでしょう。

待望の父娘共演ということで、パパになった殺生丸はどんな感じなのか……?!

 


ということで、以下ネタバレ感想です。

 

 

 

 

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不遜さ控えめな殺生丸様


ついに麒麟丸と対峙したとわたちでしたが、なす術なく倒されてしまいました。

明らかに力量の差がある両者でしたが、麒麟丸が気にしている『半妖によって倒される』という予言を確認すべく、試しに相手をしてやったような感じでした。

夜叉姫たち完全に遊ばれているような状態です。

 

 

 


さて、殺生丸様ですが、娘たちの危機に駆けつけてくれましたね!

相変わらずの無表情ではありますが、やっぱり気持ちを代弁?してくれるのが邪見です。

いつもの感じ、楽しいですね。

そして、父娘の感動の再会かと思いきや、案外そんなことはなく(笑)

殺生丸の性格的にも、父の記憶のないとわとせつなの状況的にも仕方ないのですが……。

けれど、乳母をしていた邪見は感慨深そうでしたね。

早くりんちゃんも一緒に、家族団欒できる日が来て欲しいものです。

 


さてさて、麒麟丸と殺生丸ですが、何やら上下関係がありそうですね。

父の盟友ともいえる麒麟丸ですから、そういう意味では殺生丸のほうが下の立場になりますが、夢の胡蝶をめぐるアレコレでも殺生丸のほうが立場が弱そう。

何やら弱みを握られてそうな予感です。

眠り続けるりんちゃんのことも関係していそうですが、果たして……?

 


次回予告

とてもうる星やつらっぽかったですね(笑)

最終回までこのままシリアス目に進んでいくのかと思ったのですが、どうやらギャグ回のようです。

まったく話が読めないので、どんな展開になるのか楽しみです!

 

 

 

 

『EX-ARM エクスアーム』4話感想 作画はもう気にならない?

なんだかんだと4話まで見ていると不思議なもので、1話を見た違和感だらけの衝撃もなくなってしまうものですね。

 

 

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今回の作画めちゃくちゃポイントは

燃え盛る炎のエフェクトだけ妙にリアルで他からめちゃくちゃ浮いてるなってのと、

メイドちゃんの載ってた二脚戦車のミサイルがどうやって推進力を得てるんだ、

ぐらいでしたかね?

 

ミサイルもΞガンダムが使うファンネルミサイルだと思えばまぁそんなものもあるだろ、と思えちゃうのでセーフ。

 

いや、もう一個あったか。

謎のサンバイザー、(サイクロップス先輩みたいな)してる近藤さんが敵の攻撃によって落ちてきたがれきにやられちゃうシーンか。

挟まったにしてはなんか近藤さんの倒れてる位置が変じゃね??? と。

(別に検証画像はない)

 

 

 

ストーリーとしては原作がよいので、ちゃんとしてて、

入谷重工の戦闘用スーツであるオーガ(パトレイバーのグリフォンに似てるよね)の強さはもちろん、

敵のエクスアームの能力である、空間を入れ替える力を逆に利用して、入れ替え先からミサイルを転送して二脚戦車にぶち込むというアイデアは面白かったです。

 

気化燃焼爆弾を国連軍が使って街もろとも消し去ろうとしますが、国連軍の現場指揮の軍人だけ作画がほかの人物と違うのでなんかギャグに見えちゃうところはもったいなかった笑

 

 

漫画も3、4巻買ってあるので早く読まないとな~

 

 

 

 

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『半妖の夜叉姫』17話「二凶の罠」感想 渾沌、本気出す

 

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予告を見る限り、今回は犬夜叉お馴染みのキャラクターは登場しないよう。

ということは、夜叉姫たち自身にフォーカスしたお話になりそうな予感です。

タイトルどおりだと夜叉姫たちがピンチに陥りそうな感じですが、果たして?!

 


ということで、以下ネタバレ感想です。

 

 

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『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』3話感想

さくっと3話感想です。ロキシーちゃんロス。また登場することあるかな。

 

ネタバレありなので、未視聴の方はお先に。

 

 

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新キャラのシルフィエットちゃんかわいいですね。

彼女が村の子どもに泥を投げつけられるの目撃するシーンにて、前世の記憶がフラッシュバックするのでは? と思っていましたが、そんな描写はありませんでした。

「前世の男」にとっては。ロキシーによって解き放たれた呪縛、守られた空間から外へ出る行為によって大分トラウマを克服できたということでしょうか。

(散々1,2話でやったからもう過度な描写になると捉えられたかな)

 

 

 

少なくとも3話までは、かもしれませんが『無職転生』の好きなところは、

この手の作品には付きものと言っても過言ではない、異性への欲求の描写が婉曲的であることです。

前世の主人公が重度の引きこもりだった設定や、主人公自体の年齢も今のところ10歳前後ぐらい?なことも功を奏してなのか、

ロキシーちゃんのパンツ被るのが関の山なのがよいですね。

シルフィエットちゃんだって、他の異世界物だったらキスぐらいされてて当然みたいなポジションではあると思うんですが、

ちゃんと「友達」としての役回りで収まっていますしね。

 

しかしながら、作品全体としては異性への欲求というシカケが無視されている訳ではなく、

今回のようにいじめっ子の母親が父親に会うために子どもをダシにして何度も家を訪れていただとか、使われていないわけではないのが人気シリーズたる所以なのかなと。(これは第4話で詳しく語ることになるかと思いますが)

 

 

 

『EX-ARM エクスアーム』3話感想 もはや慣れたな

今期の大本命、『EX-ARM エクスアーム』3話の感想です。

 

 

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3話でアチャ~って思ったのは、

みんなで食卓を囲むシーンのチャーハンのモデリングとお皿のモデリングが全然あってないことの不気味さや、

 

入谷重工の建物からトラックが出ていくシーンで、日本なのに右側通行でトラックが走り去っていくところ

 

ですかねぇ。

 

 

 

特に二つ目の、道路の走る側を間違えちゃってるのは、明らかに制作側のミスだと思うんで、なんとかならなかったものか。

そりゃあ、アニメ作ってる中国では正しいかもしんないけど…

 

横須賀特区を牛耳ってる国連軍の軍人さんが2Dで、他のロボット兵器が3Dなのにも震えた。

1話で視聴者をビビらせた、アキラ君(3D)と彼のお兄さん(2D)なのはまだ室内だから許されてた(許されてない)と思うんですけど、

今回の軍人さんは外の空間にいたので、より不自然になってしまっていたなと。

 

 

話の展開的には、独裁政権から亡命してきた首謀者をアメリカが糸を引いて、日本に受け入れさせてしまう…というSFでもアメリカに逆らえない日本の悲哀が垣間見えたりとか、

アンドロイドメイドちゃんがエクスアームの力を持っていて「?!」ってなるところとか、

舞台設定硬め&物語のナゾをちゃんと提供できているところ、やっぱり作品の持つ力はあるんだよなぁと感じさせてくれます。

 

 

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『半妖の夜叉姫』16話「もろはの刃」感想 師匠は妖狼族?!

物語の謎が続々と明らかになった15話から、あっという間に一週間。

 

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今回はもろはの師匠が登場ということで、犬夜叉・かごめと離れ離れになってからどんな風に生きてきたのがわかりそうな予感……!

もろはの師匠は妖狼族のようですが、一体どんな出会いだったんでしょう。

やっぱり鋼牙が関わってる?

 


ということで、以下ネタバレ感想です。

 

 

 

 

 

紅夜叉の謎

 


命の危険に晒されたとき妖怪化してしまう犬夜叉と同じように、もろはも大妖怪の血に飲み込まれてしまう危険がありました。

かごめによって封じられた大妖怪の血の妖力は、紅夜叉になることで解放されてしまっていたのです。

思えば、冥加じいちゃんが血の味に言及してました。

心身ともに成長している分、見境なく攻撃してしまっていた幼い頃よりマシになっているようですが、それでも血に頼るほど自我を失ってしまう(妖怪化してしまう)わけですから、それを知る師匠・凱風は紅夜叉になることを止めていました。

その思いも秘密を知らないもろはは、凱風に焚き付けられるようにしてようやく、紅を塗らずに戦うことを選びましたが……。

 

 

オリジナル設定のあっけなさ

火鼠の衣や鉄鼠の鎧を作ったという鼠たちや、もろはの師匠・凱風。

一話だけで消費してしまうにはもったいないような気がしてしまいます。

鼠たちも凱風もお亡くなりになっちゃいましたけど……。

鉄鼠の鎧がお話にもたらす効果も、うーん。

もろはを屍屋に売り飛ばす理由や、凱風ともろはが戦わされる理由として作用していたわけですが、一話きりの登場にしては盛り込みすぎな気も?

次回以降も何かの展開につながればいいですね……召された彼女たちのためにも。

 

 

 

もろはが凱風に預けられたのには、どうやら鋼牙が関係しているよう。

15話にもちょこっと登場しましたし、物語の謎が明らかになっていけば再登場もあったりするのかも?!

来週は犬夜叉お馴染みのキャラクターは出ないようですが、どんどん進んでいく物語、次回も楽しみてす。

 

 半妖の夜叉姫 各話感想はコチラ

 

 

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『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』1・2話感想

dアニメのランキングでデイリー1位を取ってたので、観てみました。

異世界転生の漫画はまぁまぁ読んでますが、今までアニメではみたことなくて、いわゆる「スマホ太郎」で止まってるので、「まぁつまんなかったら1話切りすりゃいいか」

なんて軽い気持ちで見始めたんですが、

『無職転生』思った以上に面白かったです。

後は何より、絵がきれいだった。(まるで絵がひどい同クールのアニメがあるような言い方はよせ)

 

 

 

異世界転生で前世の記憶やスキルを残したまま転生してくるってのは、おそらくそこまでメジャーな設定ではなく、『信長のシェフ』や『マズ飯エルフ』みたいに職業自体が話題の中心になるやつだけですよね。

『無職転生』は、引きこもりニートのメンタル・トラウマという前世でのマイナスの記憶を持ったままスタートするのが、物語として面白いです。

 

いくら転生して異世界に行ってウハウハしようが、「転生」である限りは人間の根っこってそんな変わらないと思うんですよね。

 

主人公、ルーデウスが前世のトラウマから家の外に出られないという障壁を、転生後の世界で出会った人、魔法少女で師匠のロキシーとの交流を通して、という「物語」として正統派に攻略しています。

例え異世界でチートが使えても、やり直せない前世での体験が異世界にも続いている…

これが本作の推しポイントかな、と思います。

 

3話では、でっかいトラウマの一つでもある、「友達」の存在。

転生後も引きこもり、同年代と交流を避け生きてきたルーデウスがどうトラウマを攻略していくか見ものです。

 

 

 

第1話 無職転生

第1話 無職転生

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後は多くの人が思っているかもしれませんが、杉田智和の天の声は、転生前の主人公と年齢が近いというのもあって、身に沁みます笑

本当にダメな銀さん、ハルヒはおろか友達が一人もいないキョンのBADエンドなのでは笑